お薬館の公式ブログ

個人輸入代行業者 お薬館のブログ

痛風とはどんな病気?

      2015/11/17

痛風とはどんな病気?

50年ほど前の日本では痛風は非常に珍しい病気だった・・
ヨーロッパの先進諸国では大昔から痛風にかかる人が多かったのですが、わずか50年ほど前の日本では、非常に珍しい病気と考えられていました。
痛風を簡単にいえば、体内でつくられる尿酸という物質がさまざまな理由によってうまく処理できなくなって関節部にたまり、そこに炎症が起こる病気です。その背景には動物性脂肪やたんぱく質の過剰摂取、飲酒、運動不足、ストレスなどさまざまなものがあります。

アロリック(ザイロリックのジェネリック)通販・個人輸入代行←こちら

文明の発達したヨーロッパの国々と当時の日本では、生活環境や食生活に大きな違いがありました。動物性の脂肪やたんばく質をより多く摂取したと思われるヨーロッパの富裕階級に痛風忠者が多くみられ、食生活が穀類中心の日本人の庶民に患者が少なかったことは容易に推測できるでしょう。
しかし、日本人に痛風忠者が少ないとされていた理由は、それだけではないようです。
当時の日本には痛風に対する医学的な医療知識があまりなく、医師が正しい診断を下せなかったり、調査が不十分なために実数を把握できなかっただけで、実際にはもっと患者がいたと思われます。

日本人の痛風患者は50万人前後。痛風予備軍といえる高尿酸血症患者はその4?5倍と推定される。
日本も「痛風大国」になる可能件が高いことを警告する医師も大勢います。
痛風は、お金持ちちの美食家や大飲家だけに限られた特別な病気ではありません。国民全体の食生活や生活水準の向上フフイフスタイルの変化を背景として、現代ではだれがかかってもおかしくない、ごくあたりまえの病気になってきているのです。
痛風に限っていえば、地域格差や民族格差があまりなくなってきたといえるでしょう。

原因が一部究明されたこともポピュラーな病気になった理由

痛風が特別な病気でなくなったそのほかの理由としては、薬剤の服用と乱用による副作用、間違った減量法の蔓延、ストレスの増大などがあげられます。こういったことが、正常なからだの代謝機能に悪影響を及ぼして尿酸を過剰に作り、痛風の原因になることがわかってきたのです。
さらに、近年は遺伝子分野の研究も盛んになり、現在では患者の約1割程度には遺伝が関係しているのではないかと考えられています。

痛風で命を落とすことはないが、放置しておくと非常に危険

ある日突然、足の親指のつけ根にそれまで経験したことがないような激痛が起こり、歩くことはもちろん、からだを動かすことも困難な状態になるのが痛風の典や的な症状です。
激痛を伴う発作は通常2?3日で治まり、痛風そのものがすぐに生命にかかかるようなことはありません。
しかし、放置しておくと痛風結節や尿路結石を併発します。また、糖尿病、高血圧、肥満などを合併すると、動脈硬化を進行させ、腎臓、心臓といったほかの臓器、器官に大きな障害を及ぼします。
痛風がだれにでも起こりうる身近な病気として位置づけられている今日、その予防と治療に務めることは健康に長生きするための秘訣ともいえるのです。

痛風発作症状の典型は足の親指つけ根の激痛

初発症状の90%以上は足の親指つけ根など下肢に集中

多くの人は、足の親指つけ根に突然激痛が起こり、そのあまりの痛さに痛風を実感します。アキレス腱、かかと、ひざの関節などに症状を訴える人もいます。
初発症状は、ごくまれに手指の関節、ひじ、肩など上肢部分に現れることもありますが、90%以上は下肢部分にみられ、これが痛風発作の特徴になっています。なかでも足の親指に現れるケースはたいへんに多く、全休の約70%を占めます。
なぜ痛風の初発症状が足の親指つけ根を中心に下肢に集中して現れるのかは、休暇を支えるため関節部に余計に負担がかかる場所だからという説もありますが、本当の理由はまだよくわかっていません。ただ、足の関節部に痛風の。犯人ともいえる尿酸がたまりやすく、これが発作の引き金になるということは考えられるでしょう。

患者の90%以上は男性で、最近は若い人に多発する傾向が

患者を年齢的にみると、働き盛リといわれる30‐60代に多く、特に最近は若い人に多発する傾向があります。
また、性別では男性が圧倒的に多く、患者の実に90%以上を占めています。男性は女性に比べて尿酸の総量が多く、思存間に急に尿酸の量が増え、その後老年間までずっと高い状態で推移することがわかっています。これが男性に多く発生する原因のひとつではないかと考えられています。
女性は閉経以降、血液中の尿酸の量が増えますが、平均すると男性と比較して約1?1・5mg/dlも低く、その生涯総量に大きな違いがあるのです。男女差がこのように著しい代謝性の病気はほかになく、これも痛風の大きな特徴といえます。

発作の原因は白血球ガ尿酸結晶を攻撃するため

白血球が尿酸結晶を攻撃して起こる患部の炎症が激痛の原因
では痛風発作はどうして起こるのか、そのメカニズムについて考えてみましょう。
尿醍値が高く、尿酸が関節部などにたまって結晶化しても、必ずしも発作に見舞われるとは限りません。発作症状は結晶化した尿酸に対して、血液中の白血球が攻撃をしかけることによって初めて発生します。

尿酸結晶が痛風を起こす

尿酸結晶が痛風を起こす

 

白血球は体内に侵入してくる細菌や異物などの外敵に対して、また体内で発生する障害物に対して、からだを守るために、攻撃して排除したり、無心化させる役割を担っています。
関前部にたまった尿酸結晶を何らかの現由で敵と判断した場合、からだの白血球はどんどんそこに集まって、これに対して集中的に攻撃を開始します。尿酸のたまった関節部は,戦場へこ化し、双方が互いに傷ついて、その結果、患部に炎症という症状が発生します。
戦いが激しければ炎症の状態も強く、そのために患部に激痛が走ったり、赤くはれあがったりするのです。

発作時の激痛は数日でひくが、放置しておくと再発の危険が・・・
発作がいつ起こるか予測できないのもこの病気の大きな特徴です。一般に発作時の激烈な痛みは2?3日続きます。痛みはその後少しずつやわらいで、2週間もすればウソのように治ります。
痛風発作の痛みが激しくてもそれが致命的になることはなく、あまり心配することはありません。しかし、一度発作を起こすと、1?2年後、忘れたころに再発することがよくあります。
十分な対策を講じないままさらに放置しておくと、発作の間隔は半年に一度、3か月に一度と少しずつ短くなる傾向があります。
たびたび発作に見舞われるようになると、日常生活にも重大な影響が出てきます。関節部に尿酸結晶が沈着して関節が変形したり、動かなくなったりすることもあります。発作の初発時点でしっかり治療することが肝心です。

痛風の″犯人″尿酸は細胞核の分解産物

尿酸は廃棄物のようなもので、通常は尿や便とともにはき出される

痛風発作は体内の尿酸が過剰に作られたり、体外にうまく排泄されないまま特に関節部分に蓄積されて発症するといわれます。痛風の。犯人は尿酸ともいえるわけです。
尿酸は生体内でナトリウムと結合して尿酸塩(尿酸ナトリウム)となり、この結晶が関節腔内に析出します。
人間のからだは何百億という細胞によって作られており、細胞は常に古いものが新しいものに生まれ変わっています。

尿酸が生産される仕組み

尿酸が生産される仕組み

 

このような働きを代謝といいますが、尿酸は細胞の遺伝子の成分である核酸という物質が新しく生まれ変わるために分解されるときにできる産物です。
つまり、尿酸とは生命活動を維持するための代謝作用によってはき出される廃棄物のようなもので、通常の場合は腎臓を経て尿の中に排泄されたり、腸管を通じて便中に排泄されたりします。

尿酸は毎日一定量が体内で作られ、酵素の働きによってバランスを保つ

尿酸はプリン体食品やアルコールなど、日常の飲食物が体内で分解されるときにも作られますが、その大部分は核酸の分解産物として毎日ある一定量が体内で生合成されています。人は生きている限り代謝活動を繰り返し、それに伴って尿酸も毎日作られているのです。
1日に作られる尿酸は平均して約750ミリグラム程度で、通常は酵素(HGPRTなど)の働きによって過剰生産されないよう調節されています。
人体にどれくらいの量の尿酸があるかといえば、正常の場合は体内で生合成されるものや食物によるものを含め、常に約1200ミリグラムほどと考えられます。そして、このうち500?1000ミリグラム程度が毎日入れ替わって一定のバランスを保っています。

尿酸は水に溶けにくく、固まって結晶化しやすい性質がある

尿酸は水に溶けにくく、固まりやすい(結晶化)性質があります。したがって、何らかの理由でこれが体内で多量に作られたり、排泄がうまくいかなくなったりすると、血液中に溶け込んだり関節部分にたまったりします。これが痛風発作の引き金になるわけです。また、たびたび発作を繰り返すうちに尿酸が関節にたまると、その関節部が変形したり動かなくなるようなこともあります。

関節に尿酸がたまっても危険信号を発しない場合も

痛風発作は激痛という強烈な自覚症状を伴って現れることが多いのですが、見方を変えれば、それはからだの中に異常が発生して尿酸が高くなっていることを知らせるシグナルのようなものです。人によっては関節に尿酸がたまっても、痛風を警告するようなシグナルを発しない場合もあります。
尿酸量が異常に多くなれば、尿酸は皮膚の下で結晶化し、耳たぶや足の親指の外側、手指、ひじなどにコブ状の固まりを作って「痛風結節」を起こします。
尿酸量が多い状態が続くと、腎臓の組織にも尿酸が沈着して腎臓機能を低下させたり、尿の通り道に沈着して「尿路結石」の要因になったりします。腎臓や尿管に障害が発生して症状が長期に持続したり重くなれば、高血圧や動脈硬化を促進し、脳・心血管障害や尿毒症を併発して、取り返しのつかない危険も生じます。

痛風は単なる関節病ではなく、異常がからだ全体におよぶ全身病

痛風は関節に痛みを件うことから関節病と理解されがちですが、尿酸の量が正常より多くなって長い間蓄積されるような場合は、関節部分だけでなく、からだ全体にさまざまな症状が現れてきます。
痛風は、たとえ発作が起こらなくても、放置しておくとからだ全体に異常や合併症を引き起こす全身病といえるでしょう。
したがって、検査などで尿酸が正常値より高いことがわかった場合は、自覚症状がなくても検査などで尿酸が正常より高い数値を示したときは、自覚症状がなくても適切な予防と治療を行わなければなりません。
なお、関節部が痛い場合はすべて痛風が原因と思い込む人も多いのですが、同様の症状を訴え病気はほかにもいろいろあります。専門医の診断を受けるようにしてください。

血液中の尿酸が正常より多い状態が高尿酸血症

生産と排泄のバランスが崩れると血液中の尿酸値に異常が

尿酸値は血液1デシリットルを採取し、その中に尿酸が何ミリグラムあるかを調べて数値にしたものです。
尿酸の生産と排出がバランスよく機能している場合はまったく問題ないのですが、何らかの原因で尿酸が体内で生産されすぎたり(産生過剰)、尿中や就中などへとうまく排泄されない(排泄低下)場合は、血液中に・尿酸が溶けて値が高くなります。
このように.正常な状態よりも尿酸が増えすぎて血液中の尿酸値が高くなった状態が「高尿酸血症」です。

尿酸値7・5mg/dl以上を高尿酸血症とするのが一般的

尿酸が水に溶けにくい性質であることはすでに述べましたが、体内に尿酸が多くなり、排泄などの処理がうまくいかなくなった場合、血液中に無制限に溶け出すかというと、そうではありません。
尿酸が血液中に溶ける量(尿醍塩を作り出す量)には限界があり、理論的に7mg/dlを超えると尿酸塩を作り出すとされています。そして、尿酸が飽和量を超えて過飽和状態になると、血液に溶けない余分は体内のさまざまな場所で結晶化する傾向が強くなります。
このことから、万般的には尿酸値の検査測定の結果が7・5mg/dl以上の場合を高尿酸血症としています。
高尿酸血症を放置しておくと成人病の要因にもなる血液中の尿酸量が多くなったからといって、必ずしも痛風になるとは限りません。
しかし、高尿酸血痕をそのまま放置しておくと、痛風発作はもちろん、痛風結節や尿路結石の原因になります。また、腎臓機能を低下させて、さまざまな成人病を合併する.要因になります。
高尿酸血症と診断された場合は、一刻も早い対策が必要です。病院を訪ね、適切な治療を受けてください。

自覚症状がないタイプの高尿酸血症は要注意

高尿酸血症には自覚症状がほとんとないものもある

一般的には、尿酸値が正常の範囲を超えて高い状態が続くと、血液中に溶けにくくなった尿酸が関節部などに少しずつ蓄積され、結晶化していきます。そして、そのまま放置しておくと痛風発作が誘発されます。
ところが、人によっては尿酸が関節部にかなり蓄積された状態でも発作を起こさないことがあります。こうしたケースでは気づかないまま腎臓などに尿酸が沈着して痛風腎を発症させ、さまざまな障害の原因になります。
高尿酸血症でこのように自覚症状のほとんどないタイプのものを「無症候性高尿酸血症」といいます。

沈黙の無症候性高尿酸血症より発作が起こるほうがよい?

激痛を伴う痛風発作は、見方を変えれば尿酸値が高いことを知らせる危険信号であり、サッカーでいえば″イエローカード″のようなものです。
誤解されると困りますが、これといった自覚症状がない無症候性高尿酸血症より、ある意味で発作が起こったほうがよいといえるかもしれません。激痛を伴う発作を起こせば、だれでもびっくりして病院へ行き、予防と治療に本腰を入れようとするからです。
無症候性高尿酸血症では知らず知らずのうちにからだの各器官、特に腎臓がダメージを受け、病状はどんどん進行します。
困ったことに、腎臓は非常に我慢強い臓器で、尿酸を原因とした障害で機能が半分以下に低下しても、腎臓自体には自覚症状が現れにくいのです。逆にいうなら、腎臓に具体的な自覚症状が現れたときには痛風腎によって腎障害がかなり進行し、腎不全や尿毒症を起こしやすくなっているわけです。
さらに、痛風腎では高尿酸血症以外の因子である高血圧、糖尿病、高脂血症などの病気を合併し、血管が変化を起こしてくるため、心筋梗塞などを併発する危険も高くなります。

定期的に尿酸値をチェックして早期に予防・治療することが大切

無症候性高尿酸血症を予防し、背後にある恐ろしい合併症から身を守るためには、尿酸値が高いことに早く気づくことがなによりです。
定期検診や人間ドックで尿酸値を常にチェックしましょう。そして、その結果、値が高い場合は、たとえ自覚症状がなくても原因を突き止め、早期に尿酸値を下げる治療を始めるようにしてください。

痛風や高尿酸血症の90%以上が原因不明

一次性は原因不明とされるが、明らかになっている部分もある

尿酸が体内に蓄積されて起こる痛風や高尿酸血症は、原因がよくわからない一次性(特発性)のものと、原因が明らかな二次性(続発性)のものの2つに大別され、その90%以上は一次性と考えられています。
一次性では個々の原因についてはまだはっきりしていないことが多いのですが、食事、アルコール、ストレス、過激な運動などが危険因子として症状を誘発することはある程度理解されています。生活のしかたや態度、そして社会的生活環境が非常に大きな要因となっていることだけは間違いないでしょう。
また、近年の遺伝子医学の急速な発展によって、痛風患者の約1割に何らかのかたちで遺伝が関与していることが明らかになっています。

二次性の痛風や高尿酸血症は薬の副作用や合併症が主な原因

二次性の痛風や高尿酸血症では、高血圧泊療に用いる降圧剤や利尿剤、そしてアスピリンなどの薬剤が尿酸を増加させ、血液中の尿酸値を上昇させることがわかっています。
また、腎臓病や血液疾患(白血病、多血症、リンパ腫、骨髄腫など)を原因としても尿酸値が上昇し、こうしな病気が高尿酸血痕の要因になることら明らかになっています。
このような二次性の痛風や高尿酸血症では医師がそれぞれの病状や状態を判断し、そのどちらかを優先して治療することになります。
特に成人病の大きな原因となる高血圧の治療薬については、特別な場合を除き、医師はからだ全体の症状や状況を判断し、薬を変えたり、一時的に中止するなど、最も患者に適した対応処置をとります。
二次性の痛風や高尿酸血症では、患者白身も薬剤や合併症について正しく理解しておくことが望まれます。
治療に際しては医師の診断に従い、薬の服用はもちろん、日常生活の注意心r項もきちんと守り、療養に専念することが大切です。治療中に異変を知らせるような症状があるときは担当医に連々かに知らせ、指示を受けてください。

痛風が進行すれば合併症も多発化する

合併症の原因となる危険因子は痛風と共通で密接な関係が

痛風患者には痛風結節や尿路結石が起こりやすく、また、腎臓病、糖尿病、高血圧、高脂血症、心臓病なども合併して多くみられます。
しばしば糖尿病が合併症のデパートといわれますが、糖尿病ほどではないにせよ、実は痛風もさまざまな合併症を伴う病気なのです。
痛風を予防、治療するうえで、痛風によって起こる病気についてもある程度知っておくことは重要でしょう。
合併症の原因となる危険因子は痛風に共通して密接な関係にあるものが多く、痛風の病状が進行すれば合併症も相乗的に作用して、連鎖的に、しかも複合的に起こるのが一般的です。

皮下に尿酸がたまってコブになる「痛風結節」

痛みのないコブが手足の甲や関節、かかと、ひざ、耳たぶなどに発生

尿酸の多い状態をそのまま何年も放置しておくと、耳たぶ、手足の甲、指の関節、かかと、アキレス腱、ひざ、ひじといった部分の皮下に尿酸がたまって結晶化し、コブのようなものができます。このコブを痛風結節といいます。

痛風結節

痛風結節

 

結節の大きさには個人差がありますが、一般的に初めのうちはやわらかくて小さく、時間の経過とともにゴツゴツと硬く大きくなります。
結節部には痛みはなく、皮膚に炎症が起こって赤くはれ上がるようなこともありません。しかし、症状が重くなると尿酸の固まりが皮膚をやぶって表面に出て、白色の結晶が露出するようなこともあります。

痛風患者の約1割にみられる「尿路結石」
下腹部などに激痛を伴ったり、尿に異物が混じったりすることも
尿路結石は腎臓と膀胱を結ぶ尿管の狭い部分に尿酸が結晶化してひっかかったり、詰まったりして起こる病気です。
発生場所によっては下腹部や腰、背中などに激痛を伴うこともあり、また症状によって血尿が出たり、排尿時に小さな砂状の粒子や石状の固まりが数個出たりします。
尿路結石の結晶物は尿酸ナトリウムがト成分であるこヒが多いのですが、ときにシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムが主成分であることもあります。尿跡結石の治療は結石の成分に た方法で行います。
よって違いが出てくるため、よく調べて原因や成分をつきとめ、それによってそれぞれ異なっ痛風患者に尿路結石が合併する割合は約1割。なお、痛風患者に尿路結石(症)が合併する割合は約1割と考えられています。

痛風の合併症による死因の上位にあった「腎臓病」

体内の尿酸量が過剰になれば腎臓組織に沈着して合併症の原因に「痛風腎」という病気があるように、痛風と腎臓病とは密接な関係にあります。

腎臓は血液中の老廃物や体内の不要物を集めて体外に排泄し、必要なものは.再吸収するという重要な役割を担う臓?です。
痛風に合併する腎臓病は、尿酸が腎臓組織に沈着して細動脈を硬化させ、尿の生成と排泄に悪影響を及ぼし、腎臓の機能を低下させて起こります。
腎臓の機能が低下して症状が悪化するとやがて腎不全となり、老廃物が処理できなくなれば尿毒症を併発して危険な状態になります。
痛風の治療法が確立された現在でこそ、尿酸が原因で尿毒症を起こし、それによって命を落とすようなことはほとんどなくなりましたが、以前は痛風の死亡原因として腎臓病が上位を占めていました。

腎臓で尿酸が処理できなくなると腎臓機能そのものもますます低下

痛風と密接な関係にある腎臓の働きについて、もう少し詳しく述べておきましょう。
健康な人の場合、体内で作られる不必要な尿酸の約70%は腎臓を通じて尿中に排泄され、オシッコとして体外に出ていきます。そして、残りの尿酸は腸管に排泄されて便とともに体外に出たり、汗に混じって自然に排出され、代謝作用がうまくコントロールされています。
ところが、何らかの理由で尿酸が過剰に体内で作られたりすると、腎臓の尿酸処理能力が追いつかない状態になることがあります。そのほかの理由で腎臓自体の機能が低下しているケースでも、尿酸がうまく排泄できなくなります。
このように、腎臓の処理能力を超えて尿酸が過剰に生産されたり、腎臓に障害があって尿酸が十分に処理できないような場合は、体内の尿酸量が増えるばかりか、腎臓に集められた尿酸も腎臓組織に沈着し、腎臓機能の低下に拍車がかかります。

高尿酸結晶のタイプ

高尿酸結晶のタイプ

 

腎臓の機能か低下して起こる高血圧や動脈硬化に要注意

現在はたとえ腎臓が障害を受けても、早期に治療を施せば、尿毒症を併発して死亡するケースはごく少なくなっています。
しかし依然、痛風に腎臓病はつきものです。
今は尿毒症より、むしろ腎臓機能の低下による高血圧や動脈硬化が警戒されています。こうした症状が脳・心血管障害の引き金になり、痛風の死亡原因の上位を占めるようになってきているからです。
針の穴がやがて堤防を決壊させるように、痛風を甘くみると、高尿酸血症→痛風→痛風腎→高血圧・動脈硬化→脳・心血管障害→死亡といった経過をたどることも少なくありません。

痛風と密接な相関関係にある「糖尿病」

糖尿病は万病のもと痛風もその合併症のひとつ

糖尿病は、主にすい臓から分泌されるインスリンというホルモンが何らかの原因で不足したり、インスリンの働きが障害されることによって、血液中の糖の値が異常に高くなる病気です。
糖尿病が高誼圧や高脂血症の要因となり、動脈硬化を促進し、やがて脳卒中や心筋梗塞の引き金ともなることはよく知られています。それだけでなく、「糖尿病は万病のもと」といわれるように、受身的なさまざまな病気を合併します。糖尿病の介併症として、痛風も例外ではありません。

逆もまた真なり、痛風は糖尿病を合併しやすい

このように、糖尿病の人には痛風を合併しやすい傾向があるのですが、実はその逆もいえるのです。
痛風だと糖尿病が合併症として非常に起こりやすく、かなりの頻度で痛風患者に糖尿病がみられます。
痛風と糖尿病は密接な関係にあるといえるで

痛風の合併症として現れる糖尿病は肥満や過食が原因で起こることが多い

ところで、糖尿病には自分でインスリンを分泌できないタイプⅠ型と、肥満や暴飲暴食、栄養過多などが原因でインスリンの分泌障害、インスリンの作用不足を招くタイプⅡ型の2通りがあります。痛風に伴う糖尿病は、後者が多いようです。

腎臓機能低下や肥満から起こる「高血圧」

痛風が腎臓の機能を低下させ、血圧を上昇させる痛風の合併症として糖尿病の次に多くみられるのが高血圧です。
痛風に合併する高血圧は、尿酸が腎臓に沈着することによって腎臓機能が低下して起こったり、過食、美食といった栄養過多による肥満などを原因として起こったりします。
痛風に高眼圧が合併すると動脈硬化の進行に加速度がつき、糖尿病と同じように脳や心臓の血管障害を招きやすくなって非常に危険です。
なお、高血圧は痛風や肥満が危険因子となるだけでなく、加齢、ストレス、遺伝、塩分の過剰摂取などさまざまな要因によって起こり、原因不明のまま発症することも多くあります。

痛風かどうかの診断は問診から始めるのが原則

病気か正確に判断できれば治療も的確に、スムーズに行える?
どんな病気にも共通していえますが、痛風の場合は特に病気の正体を明らかにし、正しく診断することが重要です。症状の原因である病気を正確に判断することができれば、医師はきちんとした治療方針を立てることができ、予防と治療に万全の体制で臨めるからです。
初診時に行われる問診は、医師が受診者に対して口頭でさまざまな質問を行う、たいへん重要な診察法です。痛風の診断はまずこの問診から始めるのが原則となっています。

問診はリラックスして受診し、正確に答えるようにしたい?
痛風を診断するための問診の主な内容は、左ページに示してあります。
問診は医師が今後治療を行うために必要な基本的な情報を、なるべく多く知るための手段であり、情報はファイルされて貴重な資料になります。したがって、回答が不正確だったり、いいかげんだと病気の予防と治療に円滑さを欠き、悪影響を及ぼすことも考えられます。
問診では医師を信頼して正直に答えましょう。また、あまり緊張しないでリラックスして受診することが大切です。
なお、痛風発作を起こしてからの初診では、痛みをやわらげるための処置として対症療法が行われます。そして、医師は問診で病気が痛風かどうか見当をつけ、痛風が疑われるときはより正確な診断のための検査をします。

血清尿酸値は痛風を診断するための重要な指標

尿酸値の測定は体内に蓄積された尿酸量を知るための重要な検査

痛風を診断するための検査はいろいろありますが、最も重要なのが血液中の尿酸値(血清尿酸値)の測定です。血清尿酸値によって、痛風や高尿酸血痕の原因となる尿酸がからだの中にどれくらい蓄積されているかがある程度わかり、診断のひとつの指標になるからです。

血清尿酸値は血液を採取し、自動分析器にかけて調べるのが一般的です。最近は.医療機器の発達が目覚ましく、測定機にも優れたものが開発されて、短時間でしかも正確に尿酸値が測れるようになっています。

尿酸値は生活状況などでも変化する。正常な範囲内ならあまり問題ない

尿酸値は採取した血液を自動分析器にかけて測定する

尿酸値は血液1デシリットル中に尿酸が何ミリグラムあるかを数値で表します。
尿酸値は性別、年齢などによって個人差があり、また一日のうちでも一定の幅で変化しています。これを生理的変節(幅)といいます。1日の生理的変動幅はごく微少ですが、1週間とか1か月といった時間の単位でみた場合には大きく変動することもあります。
変動の要因はいろいろ考えられます。たとえば、酒を飲む機会が連続したり、忙繁期で仕事がたて込んだり、出張などでふだんより心身にストレスがかかったりするような場合は、一般に尿酸値が上昇します。
また、運動不足などに加えて過食を繰り返し、体重が増えれば、尿酸値も高くなります。
このように、尿酸値は常に一定ということはなく、生活のしかたや内容によって左右され、体調などによっても誤差が生してくるのです。
一定の高いレベルで尿酸値が推移する場合は例外として医学的には、正常な範囲内での多少の誤差は生理的に起こる変動幅としてあまり
問題にしません。尿酸値の見方については、専門医による見極めが非常に重要なポイントになるといえるでしょう。

アロリック(ザイロリックのジェネリック)通販・個人輸入代行←こちら

 - 痛風