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花粉症・アレルギー性鼻炎の治療薬

      2015/11/12

花粉症・アレルギー性鼻炎の治療薬

「症状を和らげる」治療から、「アレルギー体質を治す」最新治療まで病院、薬局の活用と、副作用や危険度の知識

花粉症、アレルギー性鼻炎
どのようなタイミングで、病院へ行ったらいいのか

アレルギー性鼻炎や花粉症の三大症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりです。そんな症状が出た時、どのようなタイミングで病院に行ったらいいのでしょうか。
くしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状が出ても、慌てる必要はありません。

ちょっと空気が冷たくなったり、湿度が変化したりするだけでも一時的に症状は出てきますし、放っておいても治るような風邪の症状かもしれません。
よっぽどひどくなければ、まず一週間ほど様子を見るのがよいでしょう。通常、鼻風邪なら1週間もたてば治まるのが普通です。

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「どうせ治らないんだ」とあきらめないで!医師に症状を伝えて、
自分に合った薬を見つけましよう
アレルギー性鼻炎の薬にはいろいろな種類があります。
アレルギー性鼻炎のアレルギー反応は、鼻の粘膜の中で主に起こりますが、いろいろな反応が起こって、結果的にくしゃみや鼻水、鼻づまりの症状が起きているのです。
アレルギーの薬は、これらの反応をいろいろな場所でブロックするので、いろいろな種類の薬があるのです。
このような複雑なアレルギー反応の中で、いちばん重要な役割を果たしているのは「ヒスタミン」です。ですから、アレルギー薬の主役もヒスタミンの働きを抑える
「抗ヒスタミン薬」です。
抗ヒスタミン薬には昔からある「第一世代」と、新たに開発された「第二世代」があります。
第一世代の抗ヒスタミン薬は、くしゃみや鼻水はよく止まるのですが、眠気が強く出やすく、また口が渇く、胸やけなどの副作用が出やすいといわれています。使ってはいけない薬ではないのですが、使いづらい薬です。
このような第一世代の問題点ができるだけ少なくなるように、そして効果も強くなるように新たに作られたのが第二世代です。ですから、今はアレルギー治療の中心は第二世代抗ヒスタミン薬です。
日本鼻科学会が定めたガイドラインでも、アレルギー性鼻炎の治療は、第二世代抗ヒスタミン薬を中心にして、それに他ののみ薬や、点鼻薬を組み合わせる治療が推奨されています。では、抗ヒスタミン薬だけで治療はじゆうぶんなのでしょうか?
必ずしもそうではありません。先ほど図で示したように、アレルギー反応は複雑なのです。中には抗ヒスタミン薬だけで症状が緩和される人もありますが、抗ヒスタミン薬に他の薬を重ねて、複雑な反応をいろいろな場所でブロックすることで、症状がうまく緩和される場合があります。
一回処方してもらって、その薬が効かなかったからといって、「どうせ治らないんだ」とあきらめる必要はありません。病院処方か個人輸入で薬を入手して治療すれば治ります。

アレルギー薬を買う時の注意点

二種類以上の薬や、風邪薬と一緒にのむと副作用が出やすくなる。

最近は、病院に行かなくても薬局でいろいろな薬を手に入れられるようになりました。アレルギーの薬もしかりです。
これらの市販薬は、症状が出始めの軽い段階で使う薬と考えてください。
市販薬を一週間内服しても船拡が改善しない場合やヽ訟拡がいろいろあって一つの薬では改善しない場合には、耳鼻咽喉科を受診して、薬を処方してもらったほうがよいでしょう。

症状が改善しないからといって、二種類以上の市販薬をのむのはオススメしません。
市販薬の中には、いろいろな成分が混ざって入っている物がありますので、二つ以上のむと同じ成分が重なってしまい、量が増えてしまうことがあります。そうなると、副作用が出てきやすくなります。
また、アレルギー薬以外でも、風邪薬の中に抗ヒスタミン薬が含まれていることが多いので、アレルギーの薬と風邪薬を一緒に飲んで、抗ヒスタミン薬の副作用が出てしまうこともあります。
薬局で薬を買う時には、必ずお店にいる薬剤師さんに相談するようにしましょう。
市販薬と病院処方薬のいちばん大きな違いは、医師などの専門家が、症状を聞きながら薬の成分をしっかり調整できる点にあります。
病院をうまく利用して、あなたの体や症状にいちばん合った薬を探しましょう。

毎年、同じ時期に花粉症になる人ヘ

症状が出る前から、アレルギー薬をのみ始めましょう。花粉症の薬は、いつからのみ始めるのがよいのでしょうか。

症状が出てからのめばよいという考え方もありますが、最近は「初期療法」といって、症状が出る前からのみ始めると、より効果的だといわれています。
例えば、スギ花粉症であれば、スギ花粉が飛び始めるのは二月上旬から中旬頃です(地域によって差があります)。最初は飛数量が少ないので、症状はあまり出てきません。花粉がたくさん飛んで症状が強くなってくるのは三月に入ってからです。
三月に入って症状が本格的に出てきてから薬をのむよりも、二月から薬をのんだほうが、症状の強い期間を短くすることができ、ピーク時に使う薬の量を減らすことが花粉が本格的に飛んで症状が出た頃には、鼻の中のアレルギーの炎症は、すでに盛んになっています。ちょうどたき火の火が燃えさかっている状態です。そんな時に水を少しかけてもなかなか火は消えません。
一方で、まだ火が本格的に燃えていないうちに水をかければ、火の勢いは弱まりやすいように、まだ炎症が強くない時期に薬をのみ始めると、症状を効果的に和らげることができるのです。
すでに花粉症と診断がついて、毎年同じ時期に症状が現れる人は、花粉の飛散時期をよく知って、症状がまだ出ていなくても、花粉が飛び始める頃から内服を始めるとよいでしょう。

ステロイドの点鼻薬は、使用方法を間違えなければ安全な薬。
血管収縮薬の点鼻薬は、速効性があるが、副作用に注意

花粉症やアレルギー性鼻炎の薬は、のみ薬だけではありません。点鼻薬があります。
点鼻薬にもいろいろな種類の物がありますが、いちばん効果があってよく使われるのが「ステロイド点鼻薬」です。
ステロイドと聞くと、副作用の多い危険な薬だ、というイメージがあるかもしれません。確かに内服薬や注射薬を長い間使ったり、不適切な塗り薬の使い方をしたりすると、いろいろな副作用が出てきます。しかし、点鼻薬については、使用方法を間違えなければ、とても安全に使える薬なのです。点鼻薬に使われているステロイドの量は比較的少なめですし、その数パーセントくらいしか体内には入っていきません。あくまで点鼻薬は、鼻の粘膜に直接働いて炎症を抑える薬ですから、体内には入る必要がないからです。適切に使えば妊婦の方や授乳中の方にも使うことができますし、小児用の物もあります。
また、効果もじゅうぷんに認められている薬です。内服薬は体の内側から効いてくる薬ですが、点鼻薬は体の外側から直接鼻に働く薬です。鼻粘膜のむくみを取って、鼻の通りをよくする働きがありますので、特に鼻づまりで困っている方には効果的です。
ステロイド点鼻薬以外の点鼻薬の話もしておきましょう。
市販の点鼻薬や一部の病院処方の点鼻薬には、血管収縮薬の点鼻薬があります。とても速効性があって、鼻にスプレーをすると、すぐに鼻の通りがよくなるので、皆さんよく使います。しかし、一つ注意が必要です。
速効性があるからといって、毎日毎晩連続して使っていると、だんだんリバウンドで粘膜が腫れてきてしまいます。そして余計に鼻づまりがひどくなってしまいます。
これを薬剤性鼻炎といわれます。血管収縮薬の点鼻薬は、ひどい時に時々使うのは効果的ですが、連用は控えてください。
一方、ステロイド点鼻薬は、血管収縮薬ほど速効性はありませんが、続けて使うことによって効果が出てきますし、続けて使ってもリバウンドすることはありません。
点鼻薬の中にはスプレーだけでなく、粉が出てくるタイプの物もあります。スプレーは苦手だという方はけっこう多いですが、粉のタイプだと刺激が少なく使いやすいので、一度医師に相談してみてください。

「花粉症が、一発で治る注射」は、とても危険。耳鼻咽喉科の専門医は、まずしない治療です

インターネットなどで「一発で花粉症を治す」という文句を目にすることがあります。
この治療は、デポ型といって、体の中に長くとどまるような形にしたステロイド(副腎皮質ホルモン)を筋肉注射するものなのですが、何回もこの注射を受けている
と、注射したところの筋肉が硬くなったり、萎縮してしまったりします。また全身にステロイドが作用して、月経不順などの副作用が出てしまいます。耳鼻咽喉科の専門医は、そのような治療はまずやらないということを知っておいてください。
では、ステロイドは絶対に使ってはいけない薬なのでしょうか。そうではありません。使い方が大事なのです。
ステロイドを使う場合、まずは点鼻薬を使いましょう。先にも述べたように、点鼻薬は使い方を間違えなければ、とても安全な薬です。鼻の中の炎症が強くて、鼻の粘膜がむくんでいたり、腫れていたりする時には、点鼻薬を使うと効果的に治まってきます。
それでも症状がコントロールできない時には、ステロイドの内服薬を使うこともあります。点鼻ではなく内服にすることで、強い炎症が抑えられて症状が治まります。
しかし、ステロイドの内服はのむ期間はできるだけ短くして、二週間程度をめどに、症状が治まったら別の薬に切り替えるべきです。
ステロイドの内服は、長くのんでいると、免疫力が抑えられてしまい、細菌に感染しても打ちかてなくなったり、血糖値が上がったり、顔が腫れてきたりと、いろいろな副作用が出てきます。どんなおいしい料理でも塩を振り過ぎるとまずくなって食べられませんが、どんなに質素な料理でも塩を適度に振れぱおいしく頂けます。薬にしてもさじかげんが重要なのです。

花粉症を、根本から治す方法はあるの?

「免疫療法」の効果と、気をつけるべきこと

今まで、花粉症の症状を和らげる治療について話をしてきましたが、これらの治療はあくまで「症状を和らげる」のであって、アレルギー体質を治すことはできません。
では、アレルギー体質を治すことのできる治療はあるのでしょうか。
免疫療法は、スギやハウスダストなどの原因物質(抗原)を注射して、だんだん免疫をつけていく治療です。この治療をすることで、アレルギー体質が改善していきます。
昔は免疫療法のことを、減感作療法(げんかんさりょうほう)ともいっていました。
ちょうど、予防接種が病原性の少ないウイルスや死んだウイルスを注射して、免疫をつけるのと似ています。しかし、予防接種と違う点もあります。
予防接種は一回、あるいは数回注射をすれば、免疫がつきますが、免疫療法の場合は、数十回注射をしなければいけません。
具体的にはどのようにするのでしょうか。
まずは、アレルギーの原因物質を調べないといけません。現在、日本の保険制度でできる免疫療法は、主にスギ、ハウスダスト(ダニ)、ブタクサの三種類です。ですから、それ以外のアレルギーには、残念ながらこの療法は使えません。
初めに原因物質が何なのかを知って、それに合った注射を選択します。
注射をする時には、まず薄い抗原を注射します。そして1、2週間、間を空けて、だんだん抗原の濃度を上げていきます。そして維持量に達したら、同じ濃さで注射を続けていきます。そして2、3年間続けていくと効果が出てきます(具体的な方法は施設によって異なります)。
医師が適切に診断し、免疫治療に効果がありそうな患者さんを適切に見極めて、しっかり治療を行えば、アレルギー症状をかなりの割合で改善することができます。
ある報告では、免疫療法の結果、七割の人が鼻や目の症状が楽になり、二割の人が薬なしで花粉シーズンを過ごせました。また、花粉が大量飛散した年でも、六割の人が無症状で過ごせたという報告もあります。
この免疫療法が、アレルギー反応を起こりにくくさせ、時には全く起こらなくさせる治療であることには、誰も異論はないと思います。しかし、気をつけなければならない点があります。
一つには、先はども述べたように、根気よく何年も病院に通わなければならない治療だということです。忙しい中で毎週毎週、病院に通うのはなかなか大変ですから、せっかく始めても途中でやめてしまう方も多いです。頻繁に、定期的に通いやすく、しかも免疫療法を行っている病院やクリニックを探さなければならないのはけっこう大変です。
二つには、頻度は高くはありませんが、注射には副作用が起こる可能性があるということです。注射した所が赤く大きく腫れたり、全身にじんましんが出たり、ごくまれにはアナフィラキシーショックといって、血圧が下がって危険な状態になることもあります。しかし、免疫療法を行っているアレルギーの専門医であれば、そのような副作用に対応できますから、安心してください。
三つには、注射は痛い!ということです。誰でも痛い治療は嫌ですよね。
四つには、重複抗原といって、例えばスギ花粉症もありハウスダストのアレルギーもあり、カモガヤ花粉症もあるという人には、なかなかこの免疫療法は効果が出にくいのです。
他にも種々の問題点がありますが、そのような問題点をできるだけ解決した新たな「免疫療法」が開発されました。

新たな治療法に注目!
 自宅でできる「舌下免疫療法」。痛みもなく、副作用も少ない

先ほど述べた免疫療法の問題点を解決した新たな免疫療法が、舌下免疫療法です。
アレルギーの原因物質(抗原)であるスギやハウスダストのエキスを、注射ではなく、舌の下(舌下)に垂らして体の中にしみ込ませるというものです。
注射の免疫療法と同じように、薄いものから、だんだん濃くすることで免疫をつけていく治療で、アレルギー症状を改善させることができます。
注射だと、必ず病院に行かないと投与できませんが、舌下なら、家でぽたぽたと手軽に垂らすことができますので、病院に何度も通う手間が省けます。また、当然ながら痛みもありません。さらに、注射の時に起こる可能性のあるアナフィラキシーも起きにくいといわれています。
すでに日本でも大規模な治験が示われており、この舌下免疫療法によって、ニ割の人が症状がほとんどなくなり、六割の人が症状が軽くなるといわれています。平成二十六年の秋には、スギの舌下免疫療法が保険適応となり、一般の病院でも治療を受けられるようになりました。ただ、決められた講習を受けたアレルギー専門の
医師しか治療ができないことになっています。

スギ舌下免疫療法を行うにあたっての注意点
・スギ舌下免疫の薬を処方できるのは、講習を受けた専門の医師だけです。
受診する前に病院に問い合わせるとよいでしょう。
・治療を開始するのは、スギ花粉が飛んでいないシーズンでないといけません(六月?十二月)。
・治療は少なくともニ、三年は継続しないと効果が出てきません。
・治療をしても効果が出ない人も中にはあります。
実は、この治療に似たような健康食品が、いろいろな所で売り出されています。
「スギ花粉のお茶」「スギ花粉のカプセル」「スギ花粉エキスの飴」などです。
昔から、春の山に入る山師の人たちは、長年の経験からスギ花粉症にならないようにスギを煎じて飲んでいたそうです。そのようなこともあり、このような食品が作られているようです。中には効果のある物もあるのかもしれませんが、玉石混交ですので、気をつけなければなりません。
平成十九年に、スギ花粉入りのカプセルを内服したあとに、テニスをして、運勧誘発性のアナフィラキシーになった人がありました。一時重体となり、厚生労働省からも注意が喚起されました。スギ花粉が体の中に多く入ってしまい、さらに直後に運動をしたことで、強いアレルギー反応が起きてしまったようです。
健康食品の中には、安全性がじゅうぶん確認されていない物や、効果がじゅうぶん検証されていない物もありますので、注意が必要です。
舌下免疫療法は、しっかりと治験がなされており、海外ではだいぶ前から治療に使われています。何より、医師が診察をしながら、薄い物から処方しますので、安心してください。
舌下免疫療法とこれらの健康食品とは、全く別物ですので注意してください。

手術で、鼻づまりを治す

薬を続けても改善しない時の選択。手術の種類と、その特徴、効果内服や点鼻などの治療を行っても、なかなか鼻づまりの症状が改善しない場合には、手術を行うこともあります。
原理は単純で、腫れている鼻の粘膜のボリュームを小さくして、鼻の通りをよくするというものです。その方法にはいろいろあり、それぞれに特徴があります。

レーザー手術・電気焼灼手術(でんきしょうしゃくしゅじゅつ)
レーザーや電気で鼻の粘膜を焼いて、腫れていた粘膜をやけどのように固まらせて縮こまらせ、鼻の中の副腎を広くして、鼻の通りをよくする手術です。

入院せずに局所麻酔でもできる手術です。麻酔のしみこんだ綿を鼻の中にしばらくの間入れておいて、その後に行うので、痛みはほとんどありません。焼くのにかかる時間も数分?十分程度と短いです。
術後はしばらく鼻の中がひりひりしたり、かえって鼻づまりがひどくなったりすることがありますが、一週間もすると鼻が通るようになります。
この治療は、粘膜を取ってしまう手術ではないので、数カ月から数年すると症状が再発することがあります。ですから、花粉症の方であれば、シーズンごとに行うことが多いです。
手術の時期としては、花粉が飛び始めるニカ月前くらいがベストです。

粘膜下下鼻甲介骨切除術(ねんまくかかびこうかいこつせつじょじゅつ)・下鼻甲介粘膜切除術(かびこうかいねんまくせつじょじゅつ)
鼻の中でいちばん出っ張っている場所が下鼻甲介です。その下鼻甲介は、アレルギー炎症のいちばん起きている部分で、アレルギー性鼻炎の方は、この下鼻甲介が腫れて鼻づまりを起こしています。

ですから、その下鼻甲介のボリュームを小さくするために、その粘膜を一部切除したり、中にある骨だけを取り除いたりする手術です。施設によって、どちらの方法を選択するかは異なります。

ちなみに私の病院では、骨を取り除く手術を行っています。実際に粘膜や骨を取ってしまうのですから、先はどのレーザーや電気焼灼手術と比べると、再発してくることが少ないです。ですから、年がら年中症状のあるダニやホコリなどのアレルギー性鼻炎の人によく行います。
治療は、基本的に全身麻酔で行うことが多く、術後に出血する可能性があるので、術後一週間くらいの入院が必要です。

鼻中隔矯正術(びちゅうかくきょうせいじゅつ)
成人の約ハ割が、多かれ少なかれ鼻中隔(鼻の真ん中の仕切り)が曲がっています。
私も右に曲がっています。曲がっていても、それで何も症状がなければ、そのままにしていても何ともありません。

しかし、曲がり方が強い場合には、鼻づまりの症状の原因になります。またアレルギー性鼻炎で鼻の粘膜が腫れている人は、鼻中隔が曲がっていると、鼻づまりが余計に悪化してしまいます。
このように鼻中隔の曲がりが鼻づまりの原因になっている場合には、曲がりを治す手術を行います。
手術は前に述べた下鼻甲介の手術と同時にすることもできます。

後鼻神経切断術(こうびしんけいせつだんじゅつ)
これまでは、鼻づまりに対する手術の話をしてきました。というのも、鼻づまりは物理的に空気の通り道が狭いことから起きてくる症状なので、手術で治しやすい症状なのです。
一方で、鼻水やくしゃみは、手術では治しにくい症状です。ここで紹介する後鼻神経切断術というのは、それらに対する手術です。
後鼻神経は、鼻の後ろのほうから鼻の粘膜に出てきている副交感神経で、鼻水を出したり、くしゃみを出したりする神経です。この神経が鼻に出てきた所で、切断したり焼いたりしてしまえば、鼻水やくしゃみの症状を和らげることができます。症状を完全にゼロにすることはできませんが、この手術をすることで、薬を使わなくて済むようになった人は多いです。
この神経は、適切な場所で切断すれば、鼻以外の場所へ行く神経を傷つけてしまうことはないので、心配はいりません。
この手術も、先に述べた下鼻甲介の手術や鼻中隔矯正術と同時にすることができます。
これらの手術をする前に、大事なことは、鼻の中に蓄膿などの他の病気がないかどうかをしっかり確認することです。他の病気があれば、まずそれを治療することで、症状が改善するかもしれませんし、優先して治療しなければならない病気かもしれません。どんな治療をすればいちぱん症状が和らぐのか、我々医師はそのことを考えて治療を行っています。
手術をするにしろ、しないにしろ、よく主治医と相談して、最善の治療を探していくことがいちぱん大事なのではないでしょうか。

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