サプリ館の公式ブログ

個人輸入代行業者 サプリ館のブログ

通販ビジネス 現地買付けの実践テクニック

      2015/09/01

出発から買い付け郵送まで

必需品や移動手段もチェック

現地情報は可能な限り入手しよう

 インターネットでの買い付けと販売に慣れて、ある程度の売り土けを記録できるようになったらそろそろ独立・起業を視野に入れてもよいでしょう。そこで、次のステップとして現地での買い付けを考えてみてはいかがでしょうか。
 もちろん、副業レベルでやっているときから現地の買い付けを考えてもよいのですが、売り上げが上がらないうちに経費をかけるのは、リスクヘッジの観点から考えてもあまりおすすめできません。ただし私がそうだったように、遊びに行くついでに買い付けを行うならば問題はありません。しかし、買い付けのために旅費を捻出しようとすると、かかった経費を取り戻そうとして無理をしてしまいかねませんので注意しましょう。
 とはいえ、副業レベル、起業レベルにかかわらず海外での買い付けは輸入販売ビジネスの醍醐味です。ここでは、最低限必要なアイテムや覚えておくと便利な情報、ギフトショーやトイショーなど見本市や展示会での立ち回り方などを紹介していきます。
 まず、必要なものをそろえましょう。179ページの表はそのリストです。これで十分というわけではありませんが、最低限と思われるものを挙げてみました。
 パスポートは当然として、クレジットカード、地図、国際通話ができる携帯電話は必需品です。特にアメリカに行く場合、クレジットカードは必ず用意しましょう。もし現金が足りなくなっても、ATMでキヤッシングすればよいので、出発前にいちいち両替したりトラベラーズチェックに交換したりする手間が省けます。逆に中国などのアジア圏ではクレジットカードが使える場所は限られていますが、空港やホテルなどでは使えるケースが多いので、持っていたほうがベターです。
 地図はGoogleマップを活用するのが便利です。住所を入力すれば地図上にマーキングできますので、そのページをプリントアウトしておけば効率的に買い付けを行えます。
 なお、事前に訪れる場所については、インターネットや「地球の歩き方」(ダイヤモンド社)などを活用して可能な限りの情報を人手しましょう。訪れたい観光スポットもそうですが、まず避けるべきエリアや注意事項をチェックしなければなりません。
 日本は世界の中で最も安全な国のひとつですが、海外では日本と同じ感覚は通用しません。たとえば「アメリカでは昼間でもダウンタウンに近寄らない」、「夜、女性I人で外出するのは危険」などの情報は、知らずに訪れたら生命さえ危うい状況に陥る可能性もあります。
 私は学生時代、アメリカに住んでいたのである程度向こうの環境には慣れていますが、それでも怖い思いをすることが多々あります。事前の準備として、そうした情報は必ず調べておくべきです。

現地買い付けの必需品

バスポート
有効期限に注意。発行に時間がかかるので真っ先にチェックしよう。雨などから守るにはバスボートケースが便利。

クレジットカード
現金がなくなってもATMですぐにキャッシングできるよう、キャッシング枠があるものを用意。特にアメリカでは必需品。

地図
レンタカーを借りればオプションでカーナビも付けられるが、アメリカの場合精度が今ひとつ。効率的な買い付けを行うためにも事前に訪問場所をチェックしておこう。

国際免許証(国外運転免許証)
レンタカーを借りる場合に必要。事前に警察署などに申請が必要。1日で発行できる場合が多い。

携帯電話(国際電話対応)
普段使っている携帯電話がそのまま使えるケースも多いので要確認。現地で調達するほうが安価な場合もあり。

ガイドブック
「地球の歩き方」(ダイヤモンド社)など。リアルタイムな情報ではないが役立つことも多い。地図代わりにもなる。

キャリーケース(キャスター付き)
買い付けた商材を入れるのに活用できる。現地で調達するほうが安価な場合もある。

リュック/デイバック
デジカメや地図、ガイドブックなどすぐ取り出したいものを入れておくのに便利。ウェストバッグもよい。

電卓
買い付けの際、言葉が通じなくても電卓があれば数字を示しながら交渉できる。為替レートを換算するのにも役立つ。

ノートPC・タブレット
現地にいる場合でも、受注の確認などを行うために毎日1回はメールチェックをするべき。現地で見つけた商材の内外価格差や、訪れたい場所のチェックもできる。

ピジネスカード(名刺)
仕入れ先と接したときは必ず交換したい。連絡先を記してお
けば、後にカタログやパンフレット、サンブルを送ってくれ
ることもある。

辞書(電子辞書)
現地でわからない単語があったり、相手にどうしても伝えたい言葉があるときに活用できる。荷物の重量を増やさないよう、軽いものを選びたい。

航空券の手配も忘れずに
 航空券がなければ、飛行機に乗ることはできません。出発前にあわてて手配しようとすると大変なので、少なくとも1週間前には用意しておきましょう。
 格安に済ませたいならば、往復のチケットのみを手配するか、格安ツアーを申し込むかの選択肢があります。
チケットのみを手配する場合、別にホテルを予約しなければなりません。格安ツアーは、ホテルや市街地まで送迎してくれるというメリットがあります。買い付けを終えて荷物が重くなっても、タクシーを使う必要がないので気楽です。ただし、ツアーで立ち寄らない場所へ買い付けに行く場合は、タクシーを利用せざるを得ないため、想定していたよりも出費がかさむおそれがあります。その場合はレンタカーを併用するなど、訪れる場所や想定する移動手段を考えて都合のよい方法を選びましょう。
・格安航空券比較サイトをネットで検索して調べよう。

航空会社と提携のクレジットカードはマイレージがガンガン貯まる

●航空券にお金を払わなくなる口
 私の場合、仕入れも普段の買い物もクレジットカードで決済することがほとんど。海外の取引先相手の場合、海外送金するよりも安く、手間がかからないためです。
 しかし実は、ほかにもメリットがあるのです。
それはマイレージブログラム。航空会社と提携しているクレジットカードで決済することで、どんどんマイレージが貯まっていきます。
 実際のところ、最近は航空券入手のためにお金を出したことはありません。仕入れの決済に使っているため、1年に数万マイルは貯まるからです。
 ちなみに私のおすすめはノースウエスト航空と提携しているクレジットカード。マイルの有効期限は基本的に無期限なので、貯めればプログラムを提携しているKLMでヨーロッパにも行くことができます。
 また、アジア路線は優遇されていて、タイならばビジネスクラスでも3万マイルで利用できます。現地買い付けの際に重宝するのはもちろんですが、思い立ったときにちょっと贅沢な旅行へ、という使い方も可能なスグレモノなのです。

なお、原油価格が高騰している昨今(2009年8月現在)、気になるのは燃油サーチャージです。日本発着路線の燃油サーチャージは3ヵ月に1回見直されており、まったくかからない時期もあれば、多額の料金が徴収される時期もあります。徴収されるときは数万円というレベルなので、その差はかなり大きいと言えます。ですから、現地を訪れる計画を立てるときはそれも考慮に入れておきましょう。
 ちなみに、H.I.S.などの旅行会社ではメールマガジンを発行していて、まれに破格の安さでツアー募集をするときがあります。おおよそ2〜3日後の日程の場合が多く、定員が埋まらなかった場合の窮余の策とも考えられますが、タイミングが合えば利用しない手はありません。そのため、主な旅行会社のメールマガジンは購読登録し、情報収集可能な状態にしておくのも、現地買い付けの準備の一部です。

レンタカーは出発前に必ず予約
 特にアメリカヘ買い付けに行く場合は車が必需品です。

レンタカーを借りる前に、日本で国際免許証(国外運転免許証)を取得する必要があることは、2章でも触れました。免許と同じくらい忘れてはならないのが、事前にレンタカーを予約しておくことです。
 アメリカでは空港にレンタカー会社のカウンターがあるので、到着したらすぐに借りることが可能です。しかし、予約していないと「貸せる車はない」とにべもなく断られるケースがあるので要注意です。
 予約はインターネットで完結します。事前に済ませるのがベターですが、出発直前のタイミングでも十分に間に合うので、それまでに予約をする余裕がなければ空港の待ち時間に行いましょう。ノートパソコンやモバイルパソコンを持っていく場合は、それを使用して予約を済ませておきましょう。ノートパソコンなどがない場合は、成田空港や関西国際空港にある10分100円のコイン式インターネット端末を利用する手もあります。
 レンタカー会社はいろいろありますが、あまり慣れていない場合は、アメリカでのシェアー位を誇る Hertz(ハーツ)がおすすめです。日本語の入力フオーームが完備されているほか、保険やガソリンのプランもすべて決められるため、現地のカウンターでやりとりする必要がありません。緊急時には日本語が通じるスタッフに連絡することができるので安心です。車種は何でもかまいません。買い付けた荷物は座席に乗せればよいので、あえて大型車を選ぶ必要はないでしょう。
 保険はオプションが多いので迷うところです。語学力に自信があれば、自分の感覚に従って決めればよいのですが、そうでない場合はフルカバレージ(すべて適用)を選んでもよいかもしれません。保険をまったく適用しない場合の2倍近くかかってしまいますが、見知らぬ場所を走るのですから、安心材と考えてもよいかもしれません。
 ガソリンは「満タン返し」や同一料金で使い放題の「ブリペイド」などのプランがあります。実際に走る距離にもよるので一概には言えませんが、「満タン返し」は空港で車を返す前に給油しなければなりません。「プリペイド」はその手間が省けます。
 また、カーナビを付けたい場合、Hertzならば1日あたりプラス10ドルの料金がかかります。実際に車を走らせると、日本よりはわかりやすい道が多いため、必要かどうかは微妙なところですが、迷ったときなどのために備えておくのもよいでしょう。
 あと気になるのは、日本と逆の右側通行という点でしょう。日本で車に乗り慣れている人ほど最初は戸惑うと思いますが、さほど不安になる必要はありません。場所にもよりますが、基本的に道幅が日本より広い上、譲ってくれるドライバーが多いので、私は運転しやすいと感じています。
 なお、注意したいのは右折するときです。アメリカではほとんどの地域で、赤信号でも右折できます。そのため、信号が変わるのを待っているとクラクションを鳴らされることもあります。また、アメリカの駐車場は頭から入れるのが一般的なので、これも情報として頭の片隅に入れておいてください。
 最後に付け加えるならば、レンタカーは安全確保の意味でも役立ちます。道を一人で歩いていると、昼間でも危険を感じることがありますが、車の中にいれば危険に遭う確率は非常に低くなります。買い付けた商材を積み込めるという点でも便利なので、アメリカヘ買い付けに行く際はレンタカーを借りることを念頭に置いて計画を進めてみてください。

移動手段と宿泊場所は事前に決めておこう

 前項で触れたように、アメリカヘ買い付けに行く場合はレンタカーを利用するのがベターです。しかし、その考え方がすべての国に通用するわけではありません。
 国によって、交通事情やマーケットの周囲環境は大きく異なります。そして、訪れるエリアによっても事情は変わります。日本国内を考えてみてください。東京や大阪、名古屋、札幌、福岡などの主要大都市では地下鉄など公共交通機関が発達し、タクシーやレンタカーを利用するよりも早く移動することができます。しかし、少し大都市から離れると、車がなければ移動しづらいエリアがたくさんあります。
 海外でもそれは同じです。国によって、訪れる都市・エリアによって適切な移動手段が異なりますので、事前にインターネットやガイドブックなどで最新情報を仕入れておきましょう。この章の冒頭、「現地情報は可能な限り入手しよう」でも触れましたが、事前に訪れる場所を決めて、地図を作成するくらいの心構えが望ましいといえます。
 また、忘れてはならないのが宿泊場所の確保。これも、訪れる国や地域によって事情が異なりますので、事前のリサーチが必要です。
 たとえば、私がアメリカに行く場合は「モーテル」を利用します。少し前まで、日本ではラブホテルを指す言葉でしたが、アメリカでは
意味が異なります。「ドライブ旅行で利用することが多い、安価で宿泊可能な施設」といったイメージです。大手チェーンが経営するモーテルも多く、危険も感じませんので個人的にはおすすめです。
 ただし、まだ買い付けに慣れていない場合、宿泊場所は安らげる数少ない場所となります。そこでも不安感に襲われたり、神経を使ったりでは疲労が溜まる一方。せめてゆっくり眠れる環境を確保するため、最初は出費を覚悟で安心できるホテルを予約することも視野に入れておいてください。
 ちなみに事前に宿泊場所を予約するなら「ホテルクラブ」というウェブサイトがおすすめです。
126カ国、およそ4万8000軒が登録されており、モーテルから一般的に名が知られているホテルまで検索できますので、参考にしてみてください。

取引先を訪れる絶好の機会!
 現地での買い付けは、お世話になっている取引先を訪れる絶好の機会です。
 それまでメールやFAXのやりとりをしていた担当者と顔を合わせるのも楽しいことですが、訪問をきっかけに新たな商材を発見したり、値引き交渉をしやすくなったりする可能性もあります。
 アポを入れる際も、特に電話をかける必要はありません。メールで「何日に行く予定ですが時間は空いていますか」と打診するだけで大丈夫です。「その日は都合が悪い」、
「何時だったら空いている」などの返信があるでしょうから、予定を調整しましょう。一緒にランチを楽しむなど、日本にいるだけでは得られない経験ができますので、ぜひチャレンジしてみてください。

買い付けた荷物を運送会社から発送する場合は?

 現地で買い付けを行ったら、どうやって荷物を運ぶかを考えなくてはいけません。手荷物で航空機内に持ち込むという手段もありますが、パッキングも実際に運ぶのも労力を要します。そこで、輸送に便利な運送会社について説明します。
 まずアメリカの場合ですが、ヤマト運輸もしくはUSPS(米国郵政公社)を利用するのがおすすめです。荷物の大きさや重さによって、どちらが安いか変わりますが、比較的軽いものはUSPS、重いものはヤマト運輸のほうが安いです(詳細はそれぞれの公式サイトを参照してみてください)。以前は、USPSの船便が最も安い輸送手段でしたが、2007年に廃止されてしまいました。ヤマト運輸は交渉によって料金を下げることも可能ですが、ある程度の分量を定期的に輸送しなければ交渉にならない可能性が高いことを覚えておいてください。
 なお私は、買い付けた商品をすべて160サイズ(3辺の長さが160センチ以内、25kgまで)のダンボールに詰め込むため、今はヤマト運輸を主に使っています(料金は1箱あたり105ドルです)。 USPSを利用するのは、軽いサンプル品を送ってもらう場合くらいでしょうか。
 ちなみに私の場合、現地で買い付けをしても梱包および発送作業はシッパーに依頼しています。税関に提出する関税用の資料(インボイス)も作成してもらいます。報酬は送料・関税別でI箱3000円程度。送料は着払いにしてもらいます。なお、報酬はシッパーによって異なります。買い付けた商品価格の15%を支払うのがおおよその相場ですが、交渉次第で変動します。
 アメリカの場合、FedExやDHLなど、ほかにも選択肢はたくさんありますが、これらは個人が輸送するには割高。コンテナなど大量輸送に合わせた料金体系となっていますので、状況に応じて比較検討することをおすすめします。
 中国の場合は英語がほとんど通じないため、コミュニケーションが図れないのが難点です。荷物の大きさや種類によっても異なりますので、通訳などアテンドしてくれた人にアドバイスを求めるのがベターでしょう。

韓国やタイは、郵便局のほか宅配業者がいろいろあります。韓国の場合、韓進(ハンシン)国際宅配は日本にも支店があるため利用しやすい業者のひとつです。タイにはヤマト運輸や佐川急便の営業所があり、日本語が通じるためおすすめです。

・予約関係は事前に済ませる。
・買い付けに最適な移動手段と宿泊場所をリサーチする。
・買い付けた商材はまとめて郵送する。

 - 個人輸入