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メタボから見た健康食品「梅肉エキス」のマメ辞典。梅干しの塩分が気になるときは梅肉エキスの血流改善効果。

メタボと梅:梅肉エキス

様々な効果を持つ梅干しですが、気になるのが塩分。
減塩タイプでないと塩分が15%を超える場合も多い梅干しです。
塩分を使わない「梅肉エキス」、梅干しから塩分を抜く「梅びしお」もあり、
梅肉エキスが血流改善効果の高いことは、経験的に知られてきました。

このページは、「梅肉エキス」を考えます。

【梅の効用】
民間療法(代替療法)には様々あるが、生の果実を使うことはない。症状によりショウガ・ミョウバン・山椒などを混合する。ここでは、梅肉エキス、梅酒、梅酢、梅干しのいずれかを用いるものを挙げるが、用法は飲用と外用の湿布がある。
【民間療法の例】
咽喉炎・インキンタムシ・かぜ・肩こり・気管支炎・急性腸炎・下血・下痢・食中毒・神経痛・心臓炎・腎臓炎・赤痢・日射病・腫れ物・腹痛・扁桃炎・リウマチ・肋膜炎
【生のウメ おもな成分】
青梅にリンゴ酸、成熟ではクエン酸に変わる。コハク酸、酒石酸を微量に含み、βカロチン、ビタミンC,B1,B2、カルシウム、カリウム、リンなど
 

メタボと梅肉エキス マメ知識

表示する:梅について


塩分を加えずに、青梅の絞り汁を長時間煮詰めて作られる梅肉エキスは、塩分コントロールに影響を与えることなく、
血流改善を行うことができます。
化学合成をしない健康食品です。血流改善は、毎回の食事で少量の摂取を続けるようにします。

梅肉エキスの血流改善効果に、ムメフラールが働いていることが確認されています。
この血流改善は、高血糖などで硬くなった赤血球の細胞膜を柔軟にすることで毛細管を通りやすくしたり、赤血球がくっつなどでおこる「ドロドロ」状態を解消することによるようです。

● 血流とは、血液が心臓のポンプ機能によって押し出され、体内各所の細胞や臓器を回って、心臓に戻ってくる一連の血液循環のことです。血流が悪いと、体調不良や生活習慣病の原因になったり、冷え性などの不定愁訴を引き起こしたりします。また、常に血流が悪いという事は、血液が汚れている場合が多く、動脈硬化などを促進する原因にも繋がります。

気になる言葉: 血行 |  アルギニン

血行とは


血行とは血液の流れの事。自律神経が血管の伸縮を調整しコントロールしています。
血行不良を起こす原因としては、毛細血管の収縮不良、低血圧や貧血、運動不足による筋肉量の減少、自律神経の乱れ等があります。その結果、血行不良は、冷え性だけではなく肩こり、腰痛等も併発する事が多く、更に新陳代謝にも影響を及ぼします。また、血行不良や冷え性が腎機能障害、腎不全、免疫力低下等を、引き越す場合があります。

血流改善と言えばアルギニン


アルギニンはオルニチン(尿素)回路の一員として、アンモニアの解毒に関わっています。このとき、一部のアルギニンから一酸化窒素(NO)が発生します。一酸化窒素は血管を拡げる作用があり、これによって血流が改善されます。この作用により、血流が悪くなることで起きる症状にも効果が期待されます。
一酸化窒素の働きを用いたものに、心臓発作に使うニトロ製剤、育毛剤リアップ、ED対策のバイアグラなどがあります。

アルギニンは体内で、オルニチン回路でシトルリンとなり、このシトルリンが血行を良くし、腎臓の働きを促します働きがあります。スイカに多いシトルリンは、メロン、冬瓜、きゅうりなどにも微量に含まれます。


 

梅肉エキスの作り方

知ってしまえば簡単! 梅肉エキスをつくると、梅肉ジャムもつくることができます。
ですが、悩みが1つ。水分を飛ばす方法が2通りあり、
 ● 天日に干す ..... 時間がかかり、保存痔にカビが生えやすい、
         加熱しないとムメフラールができない
 ● 弱火で煮詰める ..... 熱に弱いカリウムは期待できなくなる
血流を改善してくれるムメフラールは諦めきれないので、
加熱することになることになります。

【作り方】

  1. 黄色くなっていない青梅をよく水洗いし、ザルにあげて水気をとります。
  2. 種をとり、おろし器でおろします。(金気を嫌うので磁器やプラスチック製)
  3. さらに、すり鉢にいれ、ねっとりするまですりおろします。
  4. これを、こし袋などできれいに汁をしぼりとります。
    (ナベは磁器、ガラス、ホーローなど。アルミや鉄は不可、ヘラは木製)
  5. しぼった汁を弱火にかけ、こげないように根気よくかきまぜながら煮つめます。
    (青黄色だった汁が、茶色にかわり、泡状になってくる)
    (天日なら、多くの小皿に小分けして干すと早い)
  6. ドロッとねばりがでて、すくってみると糸をひくようになればできあがりです。
  7. 殺菌消毒した広口の小ビンにつめて密封、冷蔵庫で保存。
 ※ しぼりかすの果肉は、ハチミツを入れて煮込み、おいしいジャムになります。

 

梅肉エキスの効用

  • 梅肉エキスの効果 1

    従来より梅肉エキスには、咽喉炎・かぜ・気管炎・急性腸炎・下血・下痢・食中毒・心臓炎・腎臓炎・赤痢・日射病・腹痛・扁桃炎・肋膜炎に効果があるとされてきました。
    梅肉エキスが血流改善効果の高いことは知られていましたが、最近、血流を改善する効果をもつムメフラールが発見され、冷えや肩こり、動脈硬化などの生活数看病予防への効果が解明され始めました。
  • 梅肉エキスの効果 2 ムメフラールの血流改善

    「ムメフラール」とは、梅に含まれる糖「5―ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)」と有機酸が加熱されることによって結合し生まれる成分で、血流を改善し、動脈硬化などの生活習慣病を予防するという研究報告があります。
    ムメフラールは生梅、梅干には含まれておらず、加熱した梅(魚の煮付けに使った梅干しなど)でも生成されるとされます。ちなみに、梅肉エキスをつくるには、2時間程度の加熱が必要です。
  • 梅肉エキスの効果 3 ナトリウムが少ない

    普通の梅干しは1個あたり約1.2gの塩分といわれ、およそ470mgのナトリウムを含んでいます。塩分をコントロールしているとき、「梅干しは1日1個」といわれるのはこのためです。
    青梅に含まれるナトリウムは可食部100g中に2mg 。 これをすり下ろして作る梅肉エキスの塩分は無視できますね。塩分をコントロールしているときは、青梅1kgが盃一杯程度に濃縮された梅肉エキスが安心です。
  • 梅肉エキスの効果 4 最近では次の効用が注目されています

    殺菌作用・整腸作用・鎮静作用・カルシュウムの吸収・通風・ピルビン酸の肝機能強化

梅の豆知識

梅の英名は『ムメ・ジャパニーズ・アプリコット』、アンズ(アプリコット)やスモモ、
さらにはアーモンドや桃と同じ「バラ科」の植物です。

これだけで、メタボには「ヨダレ」が出るかも? カリウムも多い食品です。
しかし、梅の実は「生食」することはありません。
国内では、梅肉エキス、梅干し、梅酢、梅酒、烏梅(うばい)などに加工し、
その薬効を利用しています。

  • 梅肉エキスは、青梅をすり下ろし煮詰めたもの。(塩分抜きです)
  • 梅干しは、成熟した実を塩漬にしたもの。
  • 梅酢は、梅干しをつくったときの「汁」。
  • 梅酒は、青梅の成分を氷砂糖の作用でアルコールに溶かし出したもの。
  • 烏梅は、青梅を薫蒸したもの、真っ黒。塩分を加えない薬用です。
    ・・・・・・・・・・
  • 薬用は梅核、白梅、鳥梅の三種ですが、日本では烏梅(ウバイ)のみを利用。
  • 梅核は種のこと。種には青酸配糖体のアミグダリンを含みます。
      (アミグダリンはバラ科の植物に多く、生食では腹痛の原因となることも)
  • 白梅も梅干しのこと。「赤じそ」も漬け込む梅干しがあるため、区別する。
    ・・・・・・・・・・
  • 未熟な青梅にはリンゴ酸が豊富、黄色から赤く熟すとクエン酸に変わります。
  • 青梅を加熱する梅肉エキスだけにムメフラールが含まれています。
  • 梅酢の酸っぱさは、おもにクエン酸です。酢酸発酵をしていないため、
    JASでは梅酢を食酢には含めません。

食用梅の品種

ウメは古来より、食用、薬用、染織用としての有用樹木として大切にされてきました。
梅の花を楽しむ梅林、実は薬草園として造られたもので、また引き締まった木質は櫛や床柱などにも使われてきました。

日本人に馴染みの深い梅には、花梅(はなうめ)と実梅(みうめ)という分け方があります。
食材のウメは実梅と呼ばれるもので、果皮を薄く、果肉を厚く、香りを豊かに、など様々に品種改良が行われています。 実梅の品種は、全国で100種ほどあるといわれていますが、全国的に栽培されている品種はなく、土地柄に合わせたものとなっています。

全国ブランドとも言える品種を挙げてみましょう。
「生産地と品種名が一致しないこともあり」、ビックリです。

  • 関東地方の「玉英」「白加賀」「養老」
  • 北陸地方の「藤五郎」「藤之梅」「紅映」「剣先」
  • 東北地方の「豊後」「高田梅」
  • 出荷量が多い紀州和歌山では、「古城」「南高」
     
 

酢とは

ビンの裏側に貼ってある品質表示ラベル。 項目の最初にある「品名」欄、 ここには、純米酢と書かれていたり、穀物酢となっていたりします。 JASでは酢のことを食酢といいます。業務用や工業用では酢酸ともいいます。

お酢と健康

お酢についての健康効果、アレコレ。 古来から利用されてきたお酢は、健康によいとされる多くの効果があります。 このページでは、一般に言われる健康にまつわる効果を掲載しています。

メタボと黒周

黒酢。ここでは壺酢とも言われる鹿児島県産の黒酢とメタボリックシンドロームのことを掲載。 黒酢にあるアミノ酸が大きな働きをしてくれます。 メタボ対策で話題になる肥満・高血糖、インスリンの働き、そして高血圧・心血管疾患。糖尿病。

ダイエットと黒酢

黒酢に含まれる酢酸とアミノ酸が協働でダイエットに効果。 リンゴ酢との関係はどうでしょうか? 黒酢に含まれるアミノ酸が、脂肪分解を刺激し、 分解された脂肪をエネルギー生産現場(クエン酸回路)に送り、さらにクエン酸回路自体の活性化に働いています。

クエン酸とは

クエン酸はお酢に含まれる有機酸の1つで、特に果実酢に多く含まれています。 また、酢酸は体内でクエン酸に変わります。 クエン酸(くえんさん、枸櫞酸、citric acid)は、 柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつ。

米酢(よねず)

米酢はコメの甘みとうま味が生きているまろやかな味わいのある酢です。ピュアな味わいは和風料理を中心に、酢の物、合わせ酢、ドレッシング、マリネなど幅広く利用され、お酢そのものの味を楽しむことができます。 このページでは、米酢のマメ知識や商品例を掲載しています。

黒酢(黒玄米酢)

JASでは醸造酢の穀物酢に米黒酢として分類され、 鹿児島県福山町近辺で造られる酢を特に黒酢(壷酢)と呼びます。 このページでは、黒酢のマメ知識や鹿児島県産の黒酢を原材料にする商品例を掲載しています。

もろみ酢

JASでは、もろみ酢は食酢として分類されていません。 これは、 もろみ酢が他の食酢(米酢、黒酢、りんご酢)などと違い、 製造過程で酢酸発酵をしていないからです。

減塩のマメ知識

ミネラル分を含んだ「塩」を、お酢と組み合わせて、毎日の食事で利用することはよい方法です。 お酢に含まれる酢酸にはミネラルのキレート作用があります。

香醋

香酢(香醋)は中国のお酢。 もち米を主原料にし、JASには含まれていませんが、日本では黒酢(壺酢)がもっとも近い。 香酢の加熱調理でも失わない「香り」と「コク」は、

りんご酢

甘くさわやかな香りとすっきりとした酸味が特徴のりんご酢。 リンゴの生産が世界第二位のアメリカでは、お酢といえば「りんご酢」を指すことが多く、自然食品の1つとして親しまれています。

ワインビネガー

ASではブドウ酢に分類されるワインビネガー、その楽しみは、 ワインの栄養とビネガーの有機酸、ワインがもっている風味が活きています。

梅(ウメ)

つい最近まで日本人の食事は、米や芋のデンプンが圧倒的に多いものでした。 江戸時代でもお正月などの「ご祝儀もの」だった梅干しです。 日常の暮らしに急拡大したのは、明治に発生したコレラが契機とか。

モルトビネガー 大麦

日本人には馴染みが薄い大麦酢ですが、最近の研究で、肝臓を正常化する働きが分かり、
心血管疾患系の生活習慣病予防に、大麦酢の効果が見直されています。

 

 

 

 

 
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