アントシアニン

アントシアニン あんとしあにん anthocyanins

アントシアニンとは、植物に含まれる抗酸化物質であるポリフェノールのフラボノイド系に属するする、紫色の色素成分です。濃い赤紫色や青紫色のブドウやベリー類、野菜などに含まれています。

アントシアニンは、強い抗酸化作用とともに、目の健康を維持する働きが大きいとされ、ヨーロッパでは脳血管障害などの医薬品の成分としても使われています。

アントシアニンの 【おもな働き】

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視神経の働きを支えているロドプシンという色素の再合成を促す作用
  • 目の疲れを癒す
  • 目の健康を維持する働き
他のポリフェノール同様の強い抗酸化作用
  • 活性酸素の生成を抑制
  • 血液をきれいにする作用
check point :
アントシアニンは、目の健康。首から上を中心に働く。動脈硬化・抗酸化・抗血栓・目疲れ・視力回復
出典:

アントシアニンの【効果】

眼科のお医者さん Web情報
活性酸素の害から毛細血管を守る
網膜の大切な色素体の再合成を促す
網膜の血液の流れをスムーズにする
目の疲れや視力低下から老眼などを幅広く改善する
強力な抗酸化作用は、ガンや脳卒中、心筋梗塞、肝臓障害を抑える
サプリメント・健康食品関係の説明 Web情報

ブルーベリーに含まれるアントシアニン

  • 目の網膜にあるロドプシンという色素の再合成を促す

    ロドプシンは光刺激に反応して視神経に情報を送り出していますが、このとき、ロドプシン自体が分解と再合成を繰り返しています。

  • 目の角膜や水晶体、毛様体を活性酸素のダメージから守る
  • 抹消血管の血流を良くし、冷え性の改善します。目のクマの改善効果もある

カシスに含まれるアントシアニン

  • 毛細血管、特に首から上の血行改善効果、目の調子機能効果が報告されている

アントシアニンの目への効果

  • 糖尿病性網膜症や高血圧性網膜症、加齢性白内障、仮性近視などへの改善・予防効果も報告されている

アントシアニンは脳細胞の酸化ストレスを低減

  • アルツハイマー病など認知症のリスクを低下させる可能性が報告されている

アントシアニンの抗腫瘍作用が報告されている

  • 乳ガン細胞の DNA 合成の阻害
  • いくつかのガンで腫瘍に栄養を供給して腫瘍を成長させる血管の成長を阻害
  • 腫瘍が広がるのに関与する酵素を阻害
摂取食物からの効果 Web情報

紫サツマイモ
(農業・生物系特定産業技術研究機構九州沖縄研究センターの実験)

  • 肝機能の改善や血液をサラサラにする効果
  • 血圧上昇を抑える作用

ブルーベリー

  • 目の焦点を正確に合わせる
  • 暗さに対する調節機能を高め、夜間視力を高める
  • 眩しい光の中での視力を改善する

視力改善作用

 仮性近視の予防・視力回復・眼精疲労(目疲れ)
  • アントシアニンがロドプシンの再合成を促すため

糖尿病性網膜症

  • アントシアニンの一種、ビルベリーに最も多く含まれるデルフィニジンを投与:毛細血管の透過性が正常化し、また静脈への白血球の接着が低下するとともに、血管の反応ももとに戻る。 糖尿病の合併症の網膜剥離など毛細血管のトラブルにおいてブルーベリー類は予防効果が期待されている
  • 血圧上昇を抑える作用

抗酸化作用

  • 老化に伴う中枢神経系の障害に対して優れた効果

    ブルーベリーに含まれる幾つかのアントシアニン類が血液-脳関門を通過し、脳組織中に存在することも明らかにされている
    http://www.v350f200.com/doko/seiri2_k.html

  • 動脈硬化やガンの予防
  • 脳の老化予防
  • 大腸ガンを予防(テロスティールビーンと呼ばれる化合物)
  • 抗血栓

アントシアニンの【性質】

  • 水やアルコールに溶ける
  • 濃い赤紫色や青紫色の色素(食品の場合、ph値で色が変わる)
  • 熱に弱く、酸化されやすい

アントシアニンの【摂取】

  • ビルベリーを食べ続けると、眼精疲労、老眼などが軽減される報告もあります。アントシアニンには、抗酸化作用に加えて、血管を丈夫にして血液をかたまりにくくする作用もあり、脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化、高血圧などを幅広く予防します。ただし、あくまで予備的なもので、薬ほどの効果は望めないでしょう。

    注)ビルベリーとはスウェーデンなど北欧に原生するブルーベリーの野生種で、食用栽培種とは別種のもの。ヨーロッパブルーベリーとして知られ、和名はコケモモ。サプリメントで多く使用されている。

    http://nakamuraganka.com/supplement/supplement.html

  • ブルーベリー果実抽出物として摂取したときのアントシアニン類の吸収は、極めてわるいとの報告があるようです。

アントシアニンを過剰に摂取した場合

  • 過剰摂取障害の報告はないようです。

アントシアニンが不足した場合

  • 不足した場合の報告はないようです。また、アントシアニンは必須の栄養素ではありません。

主な食品

  • 桑の葉
  • さつまいも
  • ブルーベリー
  • アメリカンチェリー
  • 小豆(あずき)
  • 黒豆
  • 桃(もも)
  • なす(茄子)
  • 赤ワイン

ブルーベリーだけではない"ベリー類"

  • コケモモ
  • ブルーベリー
  • マルベリー
  • クロミノウグイスカズラ
  • クロウベリー
  • カラント
  • クランベリー
  • ブラックベリー
  • ラズベリー
  • グーズベリー
  • メイベリー
  • ワインベリー

備考

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