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冷えや冷え性の生薬、茯苓(ブクリョウ)

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冷えや冷え性の生薬、茯苓(ブクリョウ)


病院で処方される薬の中にも漢方薬が目立つようになってきました。
漢方薬に使われている生薬とは、どんなものでしょうか?
ここでは、漢方に用いられる生薬について説明します。
 

茯苓(ブクリョウ)のページ

茯苓(ブクリョウ)
● 茯苓(ブクリョウ)は、サルノコシカケ科マツホドの菌核。産地は中国、韓国、日本で、成分としてはトリテルペノイドのeburicoic acid、pachymic acid。多糖類のpachyman.などを含む。
効能: 茯苓(ブクリョウ)は、駆中作用、瀉下作用、健胃作用があり、解熱、鎮咳、涼血、明目薬として、感冒、咳、頭痛、脚気、水腫、腹痛、下痢、などに良いとされる。
【茯苓の医薬品】五苓散: 五苓散(ゴレイサン)は身体の水分の循環を活発にし、無駄な水分を除く。急性胃腸炎、急性胃腸カタル、下痢、二日酔い、暑気あたり、黄疸、腎炎、ネフローゼ、膀胱カタル、急性膀胱炎、尿毒症、糖尿病にともなう諸症状などを改善する働きを持っている。口が渇く、尿量が少ないなどの症状を持つ人や吐き気、嘔吐、腹痛、頭痛、などをともなう人に用いられることが多い。
【茯苓の医薬品】苓桂朮甘湯: 苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)は体内の水分循環を正常化する働きがあり、神経質、神経衰弱、ノイローゼ、めまい、メニエル症候群、動悸、息切れ、充血、耳鳴り、不眠症、血圧の異常、心臓衰弱、心臓弁膜症、腎臓病などの改善に用いられる。立ちくらみ、のぼせ、顔のほてりなどが見られる人に処方される漢方薬。
【茯苓の医薬品】胃苓湯: 胃苓湯(イレイトウ)は食あたりや暑気あたり、冷え、胃腸炎、腹痛などの症状を改善する効果がある。多少の副作用を伴うので、体力がある方に処方される。
【茯苓の医薬品】加味帰脾湯: 加味帰脾湯(カミヒキトウ)は、貧血、不眠症、精神不安、神経症などの症状を改善する効果が期待される漢方薬。特に虚弱体質の方に処方される。
【茯苓の医薬品】加味逍遙散: 加味逍遙散(カミショウヨウサン)は、冷え性、月経不順、月経困難、更年期障害、神経症、不眠症、胃アトニー、胃下垂、胃拡張、便秘症、湿疹などを改善する効果のある漢方薬。
【茯苓の医薬品】帰脾湯: 帰脾湯(キヒトウ)は、貧血や不眠症といった症状を改善する効果をもつ。特に虚弱体質の方に処方される。
【茯苓の医薬品】桂枝茯苓丸: 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)は月経不順、月経過多、月経異常、月経痛、月経困難、帯下、子宮内膜炎、子宮実質炎、卵巣炎、子宮周囲炎、更年期障害、冷え性、打撲傷、凍傷、痔疾患、皮下出血、にきび、湿疹、皮膚炎、じんましん、しみ、腹膜炎、睾丸炎、などを改善する。のぼせて足が冷え、下腹部痛、肩こり、頭痛、めまいなどをともなう、比較的体力のある体格のしっかりした人に用いられる。
【茯苓の医薬品】牛車腎気丸: 牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)は体力をつけ、水分循環を改善する。下肢痛、腰痛、しびれ、かすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみなどの症状に用いられ、手足のひえ、尿量の減少または多尿、口の乾きなどがある高齢の人に用いられる。
【茯苓の医薬品】柴胡加竜骨牡蛎湯: 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこカリュウコツボレイトウ)は神経を落ち着かせて心と身体、両方の状態を改善する。高血圧症、動脈硬化、神経症、神経衰弱、ヒステリー、不眠症、更年期神経症、腎臓病、心臓衰弱、てんかん、小児の夜泣き、陰萎などの症状に効果がある。精神面の関係する不安、動悸、不眠、めまい、のぼせなどをともなう比較的体力のある人に用いられることが多い。
【茯苓の医薬品】酸棗仁湯: 酸棗仁湯(サンソウニントウ)は神経をしずめて、不眠を解消する。このため心身が疲れている人の不眠症を改善し、神経過敏で不安などをともなう、体力の衰えている人に用いられる。
【茯苓の医薬品】十全大補湯: 十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)とは体力を補う効能があり、低血圧症、貧血症、神経衰弱、疲労、倦怠、胃腸虚弱、胃下垂、痔ろう、脱肛などを改善する。病後、手術後、産後、または病中に体力が衰えている人や、やせて食欲がなく衰弱している人で皮膚が蒼白く、疲労、倦怠、貧血、寝汗、手足の冷えなどをともなう場合に用いられる。
【茯苓の医薬品】十味敗毒湯: 十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)とは皮膚の赤みやかゆみを発散して、腫れや化膿を抑える働きがあり、初期の化膿性皮膚疾患、初期の急性皮膚疾患、じんましん、急性湿疹、みずむし、にきび、とびひ、乳房炎などを改善する。アレルギー性の湿疹などを起こしやすい、比較的神経質な人に用いられる。
【茯苓の医薬品】小半夏加茯苓湯: 小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)には吐き気や嘔吐をおさえ、つわり、吐き気、嘔吐を改善する働きがある。口の渇きやめまいをともなう、体力の衰えていない人に用いられる。
【茯苓の医薬品】参蘇飲: 参蘇飲(ジンソイン)とは胃腸の働きを助け、風邪の諸症状を改善する。感冒や咳を改善し、頭痛、発熱、みぞおちのつかえ、嘔吐などをともなう、胃腸の弱い人に用いられる。
【茯苓の医薬品】真武湯: 真武湯(シンブトウ)は身体を中から温め、それぞれの機能を高める効能がる。慢性の下痢、胃下垂症、胃腸弛緩症、胃腸虚脱症、消化不良、胃アトニー症、慢性胃腸カタル、胃腸疾患、慢性腸炎、内臓下垂症、慢性腎炎、ネフローゼ、腹膜炎、低血圧症、高血圧症、感冒、湿疹、じんましん、老人性掻痒症、脳出血、脳溢血、神経衰弱、リウマチ、諸種の熱病、骨髄疾患による運動麻痺・知覚麻痺などを改善する。
【茯苓の医薬品】清心蓮子飲: 清心蓮子飲(セイシンレンシイン)は尿路の熱や腫れをひき、また痛みをやわらげ、尿の出を促す働きがある。残尿感、頻尿、排尿痛を改善し、胃腸が弱く、神経質で、倦怠感や口・舌の乾きをともなう、尿の出が悪い、冷え性の人に用いられる。
【茯苓の医薬品】疎経活血湯: 疎経活血湯(ソケイカッケツトウ)は身体の血行や水分循環を良くし、また痛みを抑える働きがある。その働きから関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛を改善し、腰や手足の筋肉が激しく痛む人に用いられる。
【茯苓の医薬品】釣藤散: 釣藤散(チョウトウサン)は中年以降起こりやすい慢性的な頭痛などを改善する。他にも高血圧、めまい、肩こり、耳鳴り、神経症状、目の充血などをともなう人に用いられる。
【茯苓の医薬品】猪苓湯: 猪苓湯(チョレイトウ)は尿路の熱や腫れを和らげ、尿の出をよくする働きがある。腎炎、ネフローゼ、膀胱カタル、膀胱炎、尿道炎、腎臓・膀胱結石、による排尿困難、血尿、腰から下のむくみ、下痢、淋炎などを改善する。尿が減って出にくく、排尿痛、残尿感、口の渇きなどをともなう人に用いられる。
【茯苓の医薬品】当帰芍薬散: 当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)は血行をよくして体をあたため、貧血症状を改善し、また、痛みをやわらげたり、ホルモンバランスを調整する働きもある。月経不順、月経異常、月経困難、月経痛、子宮内膜炎、不妊症、帯下、産前産後あるいは流産による障害(つわり、貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ、腹痛、妊娠腎、痔核、習慣性流産など)、更年期障害、めまい、頭重、肩こり、腰痛、坐骨神経痛、足腰の冷え、しもやけ、むくみ、にきび、しみ、心臓衰弱、血圧の異常、慢性腎炎、腎臓病、ネフローゼ症候群、脚気、ヒステリー、痔核、脱肛などを改善します。冷え性で疲れやすく、貧血気味で、下腹部痛、耳鳴り、動悸などがおこりやすい、比較的体力の無い人に用いられる。
【茯苓の医薬品】二朮湯: 二朮湯(ニジュツトウ)は腕や肩の痛みをやわらげる働きがあり、主に五十肩を改善する。
【茯苓の医薬品】二陳湯: 二陳湯(ニチントウ)は吐き気や嘔吐を改善する働きがある。めまい、動悸、頭痛、胃部不快感などをともなう中くらいの体力の人に用いられる。
【茯苓の医薬品】人参養栄湯: 人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)は体力と気力を補い、病後・産後の体力低下、虚弱体質、疲労倦怠、食欲不振、寝汗、手足の冷え、貧血を改善する。微熱、悪寒、咳、便秘、精神不安不眠などがおこりやすい、やせて顔色の悪い人に用いられる。
【茯苓の医薬品】八味地黄丸: 八味地黄丸(ハチミジオウガン)は身体の弱った機能を助ける働きがある。下肢痛、腰痛、五十肩、肩こり、しびれ、坐骨神経痛、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、水腫、糖尿病、動脈硬化、腎炎、ネフローゼ症候群、萎縮腎、膀胱カタル、脚気、更年期障害、低血圧、高血圧、前立腺肥大、陰萎、老人のかすみ目、老人性湿疹などを改善する。
【茯苓の医薬品】半夏厚朴湯: 半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)は高ぶった神経を鎮め、心と身体の状態をよくし、咳や吐き気をおさえる働きもある。不安神経症、神経衰弱、神経症、恐怖症、不眠症、嘔吐症、更年期神経症、神経性胃炎、神経性頭痛、神経性食道狭窄症、神経性咽喉痛、胃弱、つわり、むくみ、咳、咳の発作、百日咳、気管支炎、気管支喘息、心臓喘息、しわがれ声などを改善する。
【茯苓の医薬品】半夏白朮天麻湯: 半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)は体内の水分循環を促して、胃アトニー、胃下垂、胃神経症、低血圧症などのめまいを改善する。胃腸が弱く、冷え性で頭痛、肩こり、嘔吐のある人に処方される。
【茯苓の医薬品】抑肝散加陳皮半夏: 抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)は高ぶった神経を鎮めたり、筋肉のこわばりをほぐしてくれる働きがある。神経症、不眠症、更年期障害、高血圧・動脈硬化による神経症状、小児の夜泣き、小児疳症の改善に用いられる。
【茯苓の医薬品】苓姜朮甘湯: 苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ)は身体をあたため、足腰の痛みを和らげる働きがあり、腰痛、腰の冷え、夜尿症、遺尿、坐骨神経痛、帯下を改善するために用いられる。倦怠感や腰の冷え、痛みをともなう排尿回数や尿量の多い人に処方される漢方薬。
注意
  1. 生薬とは植物を中心に、動物や鉱物をふくめ天然のものから作られた薬です。中国薬物研究所などによると生薬の種類は、薬草類が278種、動物類52種、昆虫類18種、鉱物類36種の合計394種となっています。
  2. このサイトでは生薬の一部を掲載するものです。また、掲載する説明内容は、全ての事象を網羅するものではありません。
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