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冷えや冷え性の生薬、薄荷(ハッカ)

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冷えや冷え性の生薬、薄荷(ハッカ)


* 病院で処方される薬の中にも漢方薬が目立つようになってきました。
* 薬能とは、中国伝統医療において経験的に約束された効能のこと。
* 【中医学薬能・薄荷】 ... 健胃、駆風、解熱、発汗、止痒、抗菌
 

薄荷(ハッカ)のページ
 

薄荷(ハッカ) * 冷え性の入浴剤としても使われる
● 薄荷はシソ科(Labiatae)のハッカ、又はその種間雑種の地上部を乾燥したもの。漢方薬としては中国では唐の時代から、日本では江戸時代の大和本草(1708年)などに記載がある。1938年、日本は世界シェア70%の生産量を誇り、北海道北見と岡山県が主産地だったが、1971年の輸入自由化で国内のハッカ産業は壊滅した。 おもな産地は、中国、南ヨーロッパ、カナリー諸島など。
適応: 頭痛、風邪、食欲不振、口臭、皮膚疾患、更年期障害、精神疾患
* * *
成分:
精油 - l-menthol, acetylmenthol, l-menthone, α-pinene, camphene, l-limonene など
ポリフェノール - piperitone, piperitenone, pulegone など
薬理作用:
鎮痙・運動抑制 末梢血管拡張 利胆 抗アレルギー 鎮痛
効能・用途: 薄荷(ハッカ)は、感冒、上気道炎、頭痛、目の充血、咽喉の腫脹疼痛など良いとされる。
処方には、加味逍遙散料、荊芥連翹湯、清上防風湯、川芎茶調散、防風通聖散などがある。
ペパーミント: 薄荷(ハッカ)は、「ハッカ」とカタカナで表記したり、「ペパーミント」のように英語で表記される方が多いシソ科の多年草。その葉を摘み取って乾燥させたもので、お菓子やハーブティーにも用いられ非常に香りもよく、抗菌作用があると言われている。また、食品分野では、昔ながらの菓子、飴などの香料としての用途が代表的で、清涼感がするのは薄荷に多く含まれているメントールの性質によるもの。
【薄荷の医薬品】荊芥連翹湯: 荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)は蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきびを改善する。手や足に汗をかきやすく、化膿や炎症がおこりやすい、比較的体力のある人に用いられる。
【薄荷の医薬品】清上防風湯: 清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)は顔の熱や炎症をやわらげて、皮膚病の原因となるものを取り除く効能を持っており、にきびなどの顔の皮膚病を改善する。
【薄荷の医薬品】川芎茶調散: 川芎茶調散(センキュウチャチョウサン)は風邪のひき始め、女性の生理や更年期にともなう頭痛を防いだり、抑える働きがある。
【薄荷の医薬品】防風通聖散: 防風通聖散(ボウフウツウショウサン)は身体の中の熱を和らげる働きがあり、また、体内の水分循環を正常化して、便通をよくする効能もある。このため、高血圧による動悸・肩こり・のぼせ、肥満症、むくみ、便秘、胃酸過多症、腎臓病、慢性腎炎、心臓衰弱、動脈硬化、痔疾患、湿疹、脳溢血などの改善に用いられる。腹部に皮下脂肪が多く、便秘、肩こり、尿量の減少などの症状の人に処方される。
注意
  1. 生薬とは植物を中心に、動物や鉱物をふくめ天然のものから作られた薬です。中国薬物研究所などによると生薬の種類は、薬草類が278種、動物類52種、昆虫類18種、鉱物類36種の合計394種となっています。
  2. このサイトでは生薬の一部を掲載するものです。また、掲載する説明内容は、全ての事象を網羅するものではありません。
  3. このサイトでは、民間薬とされるものを掲載することがあります。
 
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