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冷えや冷え性の生薬、天門冬(テンモンドウ)

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冷えや冷え性の生薬、天門冬(テンモンドウ)


* 病院で処方される薬の中にも漢方薬が目立つようになってきました。
* 漢方薬に使われている生薬とは、どんなものでしょうか?
* 【中医学薬能・天門冬】 ... 滋陰潤燥、清熱化痰
 

天門冬(テンモンドウ)のページ
 

天門冬(テンモンドウ)
● 天門冬(テンモンドウ)は、ユリ科Asparagus属クサスギカズラのコルク化した根を蒸し、外層の大部分を除いたもの。同じユリ科の生薬に「麦門冬(バクモンドウ)」があり、漢方ではこの2つの生薬を併せ用いると作用が増強し合うということで用いられる。成分としてはアスパラギン、ベータ・シトステロール、デンプン、ブドウ糖、果糖などを含む。
適応: 鎮咳, 強壮, 口渇
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成分:
サポニン - Asp-IV V、VI、VII など
その他 - β-sitosterol、でんぷん、多糖体、asparagine など
薬理作用:
抗腫瘍作用, インターフェロン誘起作用, 放射線障害改善作用
効能・用途: 天門冬(テンモンドウ)には、清熱作用、潤燥作用、止瀉作用、鎮咳作用があり、便秘、糖尿病、肺壊疽、肺膿瘍などに良いとされる。
産地: 中国、日本(稀少)。
クサスギカズラ(草杉蔓):
名前のようにスギの葉に似たつる性の常緑植物。南伊豆以西、九州〜南西諸島にかけての海岸に自生。仲間にはアスパラガスがある。クサスギカズラの芽生えの時期はアウパラガスに似た形をしている。アウパラガスは竹の子のように親株の株元から生えてくる新芽を収穫する野菜、一度植えると10年収穫できる。しかし、放っておくとクサスギカズラのようになる。ちなみに、アウパラガスの穂先にはルチンが豊富。
【天門冬の医薬品】滋陰降火湯: 滋陰降火湯(ジインコウカトウ)はのどを潤し、咳を鎮める効能があり、皮膚が浅黒く、便秘気味の体力が衰えている人に用います。
【天門冬の医薬品】清肺湯: 清肺湯(セイハイトウ)はのどや気管の炎症を和らげて、粘性な痰を出しやすくして咳を鎮める働きがある。痰がからんで切れにくく、喉の痛み、声のかれなどをともなう、体力の衰えている人や高齢者に用いられる。
注意
  1. 生薬とは植物を中心に、動物や鉱物をふくめ天然のものから作られた薬です。中国薬物研究所などによると生薬の種類は、薬草類が278種、動物類52種、昆虫類18種、鉱物類36種の合計394種となっています。
  2. このサイトでは生薬の一部を掲載するものです。また、掲載する説明内容は、全ての事象を網羅するものではありません。
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