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冷えや冷え性の生薬、天麻(テンマ)

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冷えや冷え性の生薬、天麻(テンマ)


* 病院で処方される薬の中にも漢方薬が目立つようになってきました。
* 漢方薬に使われている生薬とは、どんなものでしょうか?
* 【中医学薬能・天麻】 ... 去風鎮痙、通絡止痛
 

天麻(テンマ)のページ

天麻(テンマ)
● 天麻(テンマ)は、ラン科オニノヤガラの根茎を蒸して乾燥したもの。果実を天麻子(テンマし)という。産地は中国(雲南、四川、貴州、湖北省)、日本各地、台湾。癲癇の発作・メニエル病を治す貴重な生薬で、成分にバニリールアルコール、バニリン、微量のビタミンAを含む。
適応: 頭痛, めまい, ヒステリー, 関節痛
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成分:
精油 - vanillin, vanillyl alcohol, 4-hydroxybenzyl alcohol 誘導体など
その他 - vitamin 類など
薬理作用:
鎮静, 血小板凝集抑制, 脂質過酸化抑制, インターフェロン誘起, マクロファージ活性化
効能・用途: 天麻(テンマ)には、鎮痙作用、鎮静作用、強壮作用があり、鎮静、鎮痙薬として頭痛、めまい、ヒステリー症、てんかん、メニエル病、半身不随、手足の痙攣、疼痛、リウマチなどに良いとされる。
処方例:半夏白朮天麻湯。(胃腸虚弱な人で、足が冷え、頭痛やめまい、吐き気などをともなう場合の胃アトニー、胃下垂、胃神経症、低血圧などに用いられる)
産地: 中国、日本(稀少)。
オニノヤガラ(鬼の矢柄):
ラン科の多年草。葉緑素を持たない腐生ランで、菌類(ナラタケ)と共生するといわれる。塊茎の中に侵入した菌糸を消化して栄養分とするらしい。(腐生植物とは、葉緑体を持たずに菌類と共生して栄養分をもらう植物のこと)
【天麻の医薬品】半夏白朮天麻湯: 半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)は体内の水分循環を促して、胃アトニー、胃下垂、胃神経症、低血圧症などのめまいを改善する。胃腸が弱く、冷え性で頭痛、肩こり、嘔吐のある人に処方される。
注意
  1. 生薬とは植物を中心に、動物や鉱物をふくめ天然のものから作られた薬です。中国薬物研究所などによると生薬の種類は、薬草類が278種、動物類52種、昆虫類18種、鉱物類36種の合計394種となっています。
  2. このサイトでは生薬の一部を掲載するものです。また、掲載する説明内容は、全ての事象を網羅するものではありません。
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