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冷えや冷え性の生薬:石膏は、解熱・消炎・止渇瀉。漢方薬として温熱病の主薬・歯周炎・歯鹹炎・口内炎・糖尿病などに効果。

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冷えや冷え性の生薬、石膏(セッコウ)


* 病院で処方される薬の中にも漢方薬が目立つようになってきました。
* 薬能とは、中国伝統医療において経験的に約束された効能のこと。
* 【中医学薬能・石膏】 ... 清熱瀉火 解渇 除煩 
 

石膏(セッコウ) 別名:白虎
 

石膏(セッコウ)
● 石膏(セッコウ)は、天然産含水硫酸カルシウムのこと。硫酸カルシウムを主成分とする鉱物石膏ボードは建築材料として幅広く用いられる。
適応: 激しい口渇 体全体の熱感
* * *
成分:
含水硫酸カルシウム
薬理作用:
止瀉作用, 利尿作用, 血糖降下
ニンジン・チモ・セッコウの血糖降下作用、二型糖尿病に処方
効能・用途: 石膏(セッコウ)には、解熱作用、消炎作用、止渇作用があり、温熱病に対する主薬 また、歯周炎・歯鹹炎・口内炎などの胃熱の症状にも良いとされる。熱をとる作用が強く、寒性薬の代表。
* Key word *
解熱・消炎・止渇瀉(漢方薬として温熱病の主薬・歯周炎・歯鹹炎・口内炎など)
石膏の処方例(医薬品)【釣藤散】: 釣藤散(チョウトウサン)は中年以降起こりやすい慢性的な頭痛などを改善する。他にも高血圧、めまい、肩こり、耳鳴り、神経症状、目の充血などをともなう人に用いられる。
ケイ酸カルシウム:
海草、スギナに多いケイ酸カルシウム。
牛乳を飲み過ぎると含まれるタンパク質を利用するためにカルシウムも消費されることになり、骨粗鬆症につながることがある。牛乳はカルシウムが豊富だが、カルシウム摂取を考えて多量の牛乳を飲んでも結局は補えなくなる可能性があるということ。
【ケイ素 Si】:ケイ素と生物とのかかわりは薄く、知られているのは、放散虫・珪藻・シダ植物・イネ科植物などにおいて二酸化ケイ素のかたちでの骨格への利用に留まる。栄養素としての必要性はあまり判っていない。
【石膏の医薬品】越婢加朮湯: 越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)はおもにに、関節リウマチや脚気、変形性膝関節症、夜尿症、湿疹、腎炎、ネフローゼ症候群、急性結膜炎などの改善に効果がある。
【石膏の医薬品】五虎湯: 五虎湯(ゴコトウ)は気管支を通りやすくしたり、痰を出しやすくして咳や気管支喘息を改善する。比較的体力がある人に用いられる。
【石膏の医薬品】消風散: 消風散(ショウフウサン)は皮膚のかゆみや赤みを改善する働きがあり、慢性の皮膚病(湿疹、じんましん、あせも、水虫、皮膚掻痒症)を改善する。患部からの分泌物が多く、強いかゆみをともなって、特に夏期や温暖時に症状が悪化しやすい人に用いられる。
【石膏の医薬品】辛夷清肺湯: 辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)は鼻づまりを改善する効能を持っている。鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎を改善し、粘り気のある鼻水をともなう熱感のある人に用いられる。
【石膏の医薬品】白虎加人参湯: 白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)は身体のの熱やかゆみを鎮める働きがある。初期の糖尿病や暑気あたり、熱性疾患時など口の渇きや熱感の激しい人に用いられる。
【石膏の医薬品】防風通聖散: 防風通聖散(ボウフウツウショウサン)は身体の中の熱を和らげる働きがある。また、体内の水分循環を正常化して、便通をよくする効能もある。このため、高血圧による動悸・肩こり・のぼせ、肥満症、むくみ、便秘、胃酸過多症、腎臓病、慢性腎炎、心臓衰弱、動脈硬化、痔疾患、湿疹、脳溢血などの改善に用いられる。腹部に皮下脂肪が多く、便秘、肩こり、尿量の減少などの症状の人に処方される漢方薬。
注意
  1. 生薬とは植物を中心に、動物や鉱物をふくめ天然のものから作られた薬です。中国薬物研究所などによると生薬の種類は、薬草類が278種、動物類52種、昆虫類18種、鉱物類36種の合計394種となっています。
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