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冷えや冷え性の生薬:車前子(シャゼンシ)は、排尿障害や膀胱炎・血尿・下痢・咳嗽・多痰・関節痛・結膜炎などに良い。

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冷えや冷え性の生薬、車前子(シャゼンシ)


* 病院で処方される薬の中にも漢方薬が目立つようになってきました。
* 薬能とは、中国伝統医療において経験的に約束された効能のこと。
* 【中医学薬能・車前子】 ... 利水 通淋 止瀉 明目 去痰止咳 

車前子(シャゼンシ) 別名:オオバコ、車前草
 

車前子(シャゼンシ)
● 車前子(シャゼンシ)は、オオバコ科オオバコ属の多年草の種子。日本全土に分布する雑草である。全草を乾燥したものを車前草(しゃぜんそう)といい、種子だけを乾燥させたものを車前子(シャゼンシ)、葉だけを乾燥させたものを車前葉(しゃぜんよう)という。成分は、粘質物プランタゴ・ムシラゲ、イリドイド配糖体のアウクビン、コリン、アデニン、脂肪酸など。
適応: 排尿障害 慢性気管支炎
* * *
成分:
粘液性多糖類 - plantasan, plantago-mucilage A など
イリドイド配糖体 - aucubin など
その他 - 脂肪酸、choline, succinic acid, acteoside, geniposidic acid など
薬理作用:
腸管血流量増加作用, 利胆, 免疫賦活, インターフェロン誘起作用
効能・用途: 車前子(シャゼンシ)には、いずれにも消炎、利尿、止瀉作用などがあり、消炎、利尿、止瀉薬として、夏季の下痢、眼疾、膀胱炎、血尿などに良いとされる。
また、排尿痛や膀胱炎、尿血などの排尿障害や腰痛やむくみなどの他、白内障や緑内障、眼精疲労、花粉症による目のかゆみ、婦人科の感染症などにも用いられている。
* Key word *
排尿障害や膀胱炎・血尿・下痢・咳嗽・多痰・関節痛・結膜炎
産地: 中国、韓国。
プランタゴオバタ:
インド原産のオオバコ(プランタゴオバタ)。食物繊維を80%も含むダイエットファイバー。サイリウムの原料。 保水性・膨潤性に富み、水分を含むと約30倍以上に膨らむので、満腹感が得られダイエットの補助に適している。ランタゴオバタの豊富な食物繊維が便秘を解消する。コレステロール値や血糖値を下げる。ランタゴオバタは、一緒に水分を多くとることによって、その効果が増す。
【車前子の医薬品】牛車腎気丸: 牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)は体力をつけ、水分循環を改善する。下肢痛、腰痛、しびれ、かすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみなどの症状に用いられ、手足のひえ、尿量の減少または多尿、口の乾きなどがある高齢の人に用いられる。
【車前子の医薬品】清心蓮子飲: 清心蓮子飲(セイシンレンシイン)は尿路の熱や腫れをひき、また痛みをやわらげ、尿の出を促す働きがある。残尿感、頻尿、排尿痛を改善し、胃腸が弱く、神経質で、倦怠感や口・舌の乾きをともなう、尿の出が悪い、冷え性の人に用いられる。
【車前子の医薬品】竜胆瀉肝湯: 竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)は尿路や生殖器の炎症を和らげ、尿の出をよくする働きがある。そのため、排尿痛、残尿感、尿のにごり、尿道炎、膀胱カタル、膣炎、陰部湿疹、陰部痒痛、陰部掻痒症、子宮内膜炎、帯下、睾丸炎、バルトリン腺炎などの改善に用いられる。
注意
  1. 生薬とは植物を中心に、動物や鉱物をふくめ天然のものから作られた薬です。中国薬物研究所などによると生薬の種類は、薬草類が278種、動物類52種、昆虫類18種、鉱物類36種の合計394種となっています。
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