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冷えや冷え性の生薬:柴根(シコン)は、紫斑・黄疸・吐血・鼻血・血尿・腫れ物などに用いられる。

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冷えや冷え性の生薬、柴根(シコン)


* 病院で処方される薬の中にも漢方薬が目立つようになってきました。
* 薬能とは、中国伝統医療において経験的に約束された効能のこと。
* 【中医学薬能・柴根】 ... 涼血解毒 
 

柴根(シコン) 別名:紫草(しそう)
 

柴根(シコン)
● 柴根(シコン)は、ムラサキ科ムラサキまたは近縁種の根。中国(東北諸省・甘粛・山東・山西・河南省など)、韓国、日本(長野・北海道)が産地で、成分としてはナフトキノン誘導体のシコニン、デオキシコニン、アセチルシコニンなどを含む。
適応: 発熱 外傷
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成分:
色素 - shikonin, acetylshikonin, β, β-dimethylacrylshikonin など
青酸配糖体 - lithospermoside など
その他 - lithospermic acid, allatoin、多糖類など
薬理作用:
抗炎症, 抗腫瘍, 免疫活性化, インターフェロン誘起, 血糖降下, 抗エイズウィルス, 抗菌
効能・用途: 柴根(シコン)には、作用解熱作用、消炎作用、解毒作用があり、解熱、解毒、消炎薬として、腫瘍、火傷、凍傷、湿疹、水泡、痔疾などに効果があるとされる。
柴根(シコン)はおもに、水痘や麻疹の初期の発疹が出きらないときの、紫斑・黄疸・吐血・鼻血・血尿・腫れ物などに用い、近年では麻疹の予防や肝炎の治療に用いている。また湿疹や外陰部の炎症には外用する。
* Key word *
紫斑・黄疸・吐血・鼻血・血尿・腫れ物・麻疹・肝炎

◆ 柴根(シコン)は 口内炎用薬、排泄系薬/痔疾患薬 などに配合されている。
シコンエキス: ムラサキの根から抽出される植物エキスには、紫色の天然色素シコニンを豊富に含む。抗菌、抗炎症、肉芽形成、解毒などの作用があるため、漢方ではスリ傷、やけど、痔疾、凍傷、湿疹などに外用されている。化粧品では、保湿剤としてだけでなく、肌荒れやニキビの予防にもなるためスキンケア化粧品に使われている。
【柴根の医薬品】紫雲膏: 紫雲膏(シウンコウ)は痛みを和らげる効能がある。やけど、痔核の痛み、肛門裂傷を改善する。
注意
  1. 生薬とは植物を中心に、動物や鉱物をふくめ天然のものから作られた薬です。中国薬物研究所などによると生薬の種類は、薬草類が278種、動物類52種、昆虫類18種、鉱物類36種の合計394種となっています。
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