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冷えや冷え性の生薬:山査子(サンザシ)はバラ科サンザシの成熟果実。健胃・消化・抗菌・血管拡張など。おもに消化を助ける。

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冷えや冷え性の生薬、山査子(サンザシ)


* 消炎、止血、利胆、解熱、鎮静薬として用いる
* 打撲傷には粉末を黄柏末等と酢を混和したものをつかう
* 【中医学薬能・山査子】 ... 消食化積 去オ行滞
 

山査子(サンザシ) 別名:梔子
 

山査子(サンザシ)
● 山査子(サンザシ)は、バラ科サンザシの成熟果実を干したもの。漢方では、山査子(サンザシ)と呼ぶ。サンザシはヨーロッパ原産の植物で、鮮やかな赤色の姫リンゴに似た果実をつける。生薬の山査子にある成分は、フラボノイド・糖類・配糖体・消化酵素アミラーゼ・プロテアーゼ・ビタミンC。セイヨウサンザシの果実や葉は、心悸亢進、心筋衰弱などの心臓病に使われる。
山査子(サンザシ)のに果実は 生薬以外に、サンザシ酒、ドライフルーツ、菓子 など、昔から血圧によいとして利用範囲が広い食材となっている。
適応: 肉食などによる消化不良
* * *
成分:
フラボノイド - quercetin など
トリテルペノイド - ursolic acid, oleanolic acid, crataegolic acid など
消化酵素 - protease, amylase など
その他 - 多量のVitamin C など
薬理作用:
鎮痛作用
効能・用途: 山査子(サンザシ)は、健胃作用、消化促進作用、抗菌作用、血管拡張作用など、おもに消化を助ける効果があるとされている。そのため、胃酸過多及び胃潰瘍には用いない方が良い。
* Key word *
健胃・消化促進・抗菌・血管拡張・消化不良・食欲不振・下痢
産地: 中国。
セイヨウサンザシ: ヨーロッパではキリストが磔にされた時の冠がセイヨウサンザシであったとされ、キリストの血によって清められたといわれることから、古くから魔よけに用いられてきた。セイヨウサンザシの果実や葉には、フラボノイド、オリゴプロシアニジン、トリテルペノイドなどが含まれ、血流改善作用・動脈硬化予防・生活習慣病予防・血圧安定作用・抗酸化作用がある。
クチナシエキス:
サンザシはバラ科サンザシ属(学名:Crataegus cuneata のこと。
クチナシはアカネ科クチナシ属学名:Gardenia jasminoidesのことで、別物。
クチナシエキスは、クチナシの果実から抽出精製した植物エキス。消炎、美白などの効果があるといわれ、化粧品では保湿剤、着色剤として使われている。
【山査子の医薬品】啓脾湯: 啓脾湯(ケイヒトウ)は胃腸虚弱、慢性胃腸炎、消化不良、下痢を改善する。顔色が悪く、下痢気味で食欲のない、やせている人に用いられる。
注意
  1. 生薬とは植物を中心に、動物や鉱物をふくめ天然のものから作られた薬です。中国薬物研究所などによると生薬の種類は、薬草類が278種、動物類52種、昆虫類18種、鉱物類36種の合計394種となっています。
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