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冷えや冷え性の生薬:細辛はウマノスズクサ科の植物の根。感冒や喘息・頭痛・鼻炎・歯痛・神経痛などに効果。

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冷えや冷え性の生薬、細辛(サイシン)


* 病院で処方される薬の中にも漢方薬が目立つようになってきました。
*薬能とは、中国伝統医療において経験的に約束された効能のこと。
* 【中医学薬能・細辛】 ... 発散風寒 去風止痛 温肺化飲 

細辛(サイシン)のページ
 

細辛(サイシン)
● 細辛(サイシン)は、ウマノスズクサ科のウスバサイシンまたはケイリンサイシンの根茎を付けた根。中国では一般に全草を用いる。成分に、精油、リグナン、アルカロイドを含む。
適応: 胸痛
* * *
成分:
精油 - β-pinene, eucarvone, 1,8-cineol, safroll, methyleugenol, elemicin など
リグナン - l-asarinin など
アルカロイド - higenamine など
薬理作用:
解熱/鎮痛, 抗アレルギー, 環状ヌクレオチドに対する作用, 鎮咳, 抗腫瘍, 抗カビ
効能・用途: 細辛(サイシン)は、鎮痛作用、麻酔作用、抗菌作用、鎮静作用などがあり、頭痛、咳嗽、胸満、脇痛、痺痛、風湿、四肢拘攣などに良いとされる。
欧米の民間ではヨーロッパサイシンやカナダサイシンを吐剤・利尿剤・頭痛薬として用いている。
* Key word *
感冒や喘息・頭痛・鼻炎・歯痛・神経痛

◆ 細辛(サイシン)は、かぜ(内服)薬、鎮咳去痰薬、歯痛/歯槽膿漏薬、鼻炎薬、などに配合される。
産地: 中国、韓国、日本。
【細辛の医薬品】小青竜湯: 小青竜湯(ショウセイリュウトウ)は身体の熱や腫れ、痛みを解消する働きを持ち、また、身体の水分の循環を調整するという効能もある。気管支喘息・鼻炎・アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎・感冒などにともなう症状(薄い痰、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、喘鳴、咳、流涙など)や気管支炎を改善する。
【細辛の医薬品】麻黄附子細辛湯: 麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)は発汗作用があり、体内の熱や腫れ、痛みを和らげる働きがある。このため風邪、気管支炎、咳の改善に用いられる。低血圧で、倦怠感、微熱、悪寒、頭痛、めまい、手足の痛み・冷感などをともなう体力のない人や、虚弱体質の人、高齢者の方に処方される。
【細辛の医薬品】当帰四逆加呉茱萸生姜湯: 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)は血行をよくして、体をあたためる効能があり、冷えによる痛みをやわらる。しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛、坐骨神経痛などを改善し、手足が冷え、足が冷えると足や下腹部に痛みがおこりやすい、貧血気味の人に用いられる。
注意
  1. 生薬とは植物を中心に、動物や鉱物をふくめ天然のものから作られた薬です。中国薬物研究所などによると生薬の種類は、薬草類が278種、動物類52種、昆虫類18種、鉱物類36種の合計394種となっています。
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