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絶食と飢餓状態

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絶食と飢餓状態


「無理なダイエットをしてはいけない」といわれる。
「無理」とは、どのようなことなのか?
これは、カラダが絶食や飢餓状態となることを指しています。
「満腹感」を満たし、カロリーも栄養も、限りなくゼロ、
そして、美味しい食品を現代はつくることができます。
満腹なのに、絶食状態や飢餓状態。こんなことができるのです。  

このページの掲載内容:

グリコーゲンのこと
食物を口にすると、食物中の澱粉やグリコーゲンなどの炭水化物は、消化酵素でブドウ糖まで分解される。ブドウ糖は小腸で吸収され血液に乗せられて全身に運搬される。炭水化物の中で最も吸収が早いブドウ糖を食べたときは、血液に乗るまでに5分程度かかる。
全身の細胞はこのブドウ糖をエネルギー源にするわけですが、余ったブドウ糖は肝臓や筋肉でグリコーゲンとして貯蔵されます。
脳、赤血球、副腎髄質、精巣および卵巣は、通常、ブドウ糖だけをエネルギー源として利用しますが、これらの組織はグリコーゲンを全く貯蔵できません。

 

冷え、冷え性の対策: 絶食と飢餓状態

断食やプチ断食、節食、絶食までは健康管理でも利用されますが、
ダイエットで知らないうちに飢餓状態になっているかも。
そんなはずはない、と言い切る前に、「絶食と飢餓状態」を整理しておきましょう。


絶食をすると体重が落ちますね。
からだで、何がおきているのでしょうか。

その前に、絶食の定義。単純にどのくらいのあいだ食べないと絶食となるのか? 手術や病気などでの入院ではない場合、1食でも止めれば「絶食」、あるいは、一定の時間を空けることでも絶食といわれているようです。

もう1つ。一日3食、定時に食べることが普通ですが、ヨーロッパでは、産業革命で工場勤務のために出来た習慣で、それまでは2食だった。
(上流階級では酒宴やおやつで1食の合計3食、しかし、一般には2食だった)
ヨーロッパに比べ温暖で食料豊かだった日本では、平安末期の武家の台頭と共に3食が定着。農民はその前から3食だったとのことで、いずれにしても、肉体労働では3食が必要なことに変わりがないようです。

あたりまえのように3食が前提になっている「栄養」の世界ですが、自分の活動量を考えて、決めましょう。大事なことは、2食でも3食でも、毎日定時に食べることです。リズムを見出さないことです。

絶食

1度でも食事を抜く、いわゆる絶食が始まると .....

最初にグリコーゲンの分解が始まる。

● 血中のグルコース(ブドウ糖)が減少することで、グリコーゲンを分解しグルコースが供給され始める。大部分のグリコーゲンは肝臓と筋肉にあり、肝臓でのグリコーゲン貯蔵量は最高約 300 kcal(体重 70 kgの場合)、筋肉では最高約 600 kcal といわれる。私たちは、血中のグルコースが減少する(血糖値が下がる)と「空腹感」を覚えるが、口からの食料が入ってこないとき、この分解がはじまります。。
● 肝臓で貯蔵されているグリコーゲンは長くても4〜5時間で使い果たされる。
● 絶食により約1日で、ほとんどのグリコーゲンが消費されてしまう。
● 筋肉のグリコーゲンは分解されて乳酸に代謝され、再度、筋肉エネルギーとして利用される。(血中に放出されることはない)
★ 1日の絶食で、蓄えていた糖分が無くなる
★ 空腹をしばらく辛抱していると、空腹を感じなくなるのは低血糖を感知して出てくるアドレナリンがグリコーゲン分解を進めるため。

肝臓のグリコーゲンが少なくなると、
次に、脂肪組織が分解され始める

脂肪組織のホルモン感受性リパーゼが活性化され、脂肪組織が分解されて、遊離脂肪酸が血中に放出される。
● 心筋、骨格筋では、遊離脂肪酸がエネルギー源になる。
● 肝臓で遊離脂肪酸からケトン体がつくられ、ケトン体は脳でエネルギー源として利用される。
● さらに、肝臓では、脂肪組織(中性脂肪)の分解に伴い生成されるグリセロールでグルコースに糖新生され、肝臓自身のエネルギー源に使われる。
★ グリコーゲンがゼロにならなくても脂肪分解は始まる。
★ 運動などで体温が上がることでもリパーゼが活性化される。

さらに絶食が続くと、
糖原性アミノ酸が筋肉から持ち出される。

糖原性アミノ酸とは、ブドウ糖に変換できるアミノ酸のこと。例えば筋肉にあるアラニンはその1つで、これがが分解され、肝臓でグルコースに変換(糖新生)される。
★ ここでは筋肉の減少が始まる。ダイエットでは避けたい段階。

絶食がつづくと、
脂肪を消費し、次に、筋肉にある糖原性アミノ酸を消費する 。
糖原性アミノ酸:
アラニン、アルギニン、グリシン、グルタミン酸、システイン、スレオニン、セリン、ヒスチジン、ヒドロキシプロリン、プロリン、
イソロイシン、メチオニン、バリン、
チロシン、フェニルアラニン

飢餓状態 (さらに絶食が続いたもの)

さらに脂肪分解が進み、今度はケト原性アミノ酸を消費する
絶食状態と飢餓状態は、連続的につながっている。
絶食段階で始まった脂肪分解は、引き続き行われ、 この段階では、糖原性アミノ酸に替わり、ケト原生アミノ酸の分解が始まります。

● 飢餓状態でのエネルギー源は「ケトン体」です。脳、心筋、骨格筋、腎でも、グルコースに変わる代替エネルギー源として用いられます。
● 飢餓状態ではケトン体を使うため、糖原性アミノ酸の筋肉からの放出が抑制されます。
● 飢餓状態でも皮膚、爪、髪の成長は続きます。つまり、これらに必要とされるアミノ酸などは、ここでも消費されます。

ケトン体とは】アセト酸、β-ヒドロキシ酢酸、アセトンなどの総称。脂肪を分解するときに生産され、筋肉や脳で使われるエネルギー源となる。過剰になると、ケトン血症やケトン尿症となり、食欲低下、顔色不良、倦怠感、吐き気・嘔吐、腹痛 ... 昏睡、などが起こる。激しい運動、ダイエットなどでの糖質不足、糖尿病、高脂肪食の摂食過多などで、消費量以上の脂肪分解が多くなると症状を呈する。

ケトン体はエネルギー枯渇しないためのサブシステム。これをダイエットには使わないこと。低炭水化物ダイエットまでにしましょう。
ダイエットでケトン体が多くなると「ケトーシス」という体が酸性に傾き、このことも代謝が低下する原因になります。ツンとくる強烈なにおいは危険信号、ケトン臭です。

● ケト原性アミノ酸とは、体内で最終的に脂肪酸やケトン体に転換されうるアミノ酸のこと
● ケトン体は肝臓でつくられます:脂肪組織内でホルモン感受性リパーゼが活性化され、 脂肪分解が亢進、血液中に遊離された脂肪酸は、肝臓に運ばれケトン体が生成される。
さらに、筋肉にあるケト原生アミノ酸も ケトン体に転換されて筋肉のエネルギーに使われる。
糖原性やケト原性は、メタボの栄養Blogを参照 BCAA・イソロイシン

アミノ酸のこと

「冷え」や「冷え性」と食べ物との関係は深いですね。
ビタミンやミネラルの不足が指摘される中、からだの組織づくりの原料となるアミノ酸は大丈夫でしょうか?
ビタミンやミネラルは、アミノ酸からからだの組織をつくるときの酵素や補酵素となるもので、アミノ酸が不足していたのでは、どうにもなりません。たとえば、オルチニン。

オルニチンはアミノ酸の1つで、成長ホルモンの分泌を促進する成分ですが、
このオルニチンには、美肌・冷え性・肥満・風邪・糖尿病・高血圧・動脈硬化予防などに効果があるといわれています。

ししみなどに多く含まれ、体内では、たんぱく質として組み込まれないアミノ酸の一つで、
肝臓・筋肉、血中などに多く存在、脳下垂体に働きかけ成長ホルモンの分泌を促進し、
新陳代謝・脂肪分解、肌の細胞分裂に不可欠なたんぱく質ポリアミンの生成を促進、
体脂肪・血中コレステロールの上昇、老化を抑制、
体内に侵入したウィルスや細菌などの異物を攻撃する免疫細胞マクロファージを活性化させる作用があります。
また、体内でたんぱく質を合成するとき、それに必要なアミノ酸が不足しているときは、
その代わりの役割をするスグレものです。

この他、必須アミノ酸メチオニンの疲労回復、肝機能・網膜修復、冷え性・肥満・風邪・がん予防、 アラニンの肌荒れ・冷え性・肥満予防改善。

このように「冷え」の改善には、アミノ酸の摂取も欠かせません。 燃焼系アミノ酸、特にアラニン、リジン、プロリン、アルギニンを多く摂ることはダイエットに良いことで知られていますし、アルギニン・アラニン・プロリン・リジンには、には血液をサラサラにし、脂肪を燃えやすくするなどの作用があります。

  • アミノ酸は足りていますか。
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