冬虫夏草(とうちゅうかそう)

とうちゅうかそう

冬虫夏草というのは、昆虫などから出るキノコの総称。 冬の間は昆虫の体内に宿って土の中で成長し、暑い夏がやってくるとキノコとして地上に現れる、 バッカク菌科に属する真菌(キノコ)類で、昆虫に寄生するもをいう。

寄主となる昆虫は、セミ、ハエ、カメムシ、トンボ、ハチ、アリなど様々。世界中では400種余り、このうち日本では250種の冬虫夏草の生息が確認されていて、セミにしか寄生しないセミタケ、ハチにしか寄生しないハチタケ等々、それぞれの菌の種類によって宿主となる虫は決まっている。春に宿主に進入した菌から子実体が発生、宿主は枯死、それを栄養として冬虫夏草は成長する。

本来的に冬虫夏草といわれるものは、標高3000〜4000mの高山地帯に生息するコウモリガの幼虫(イモムシ)から出たキノコだけを指し、中国の伝統医学(漢方)のなかで不老長寿の妙薬として使われてきたが、現在の中国漢方では複数種類の宿主のものが利用されている。

冬虫夏草には、デオキシマンニトール、コルジセピン、ウラシル、エルゴステリン、ビタミンB12などが含まれているという報告がある。

冬虫夏草から得られるエルゴステロールパーオキサイドというガンを抑制する成分が、正常な細胞を傷つけることなくガン細胞を抑えることができる。FTY720という物質を抽出し拒絶反応を抑える免疫抑制剤として有効であり副作用も少ないという発表や、冬虫夏草の一種に放射線を照射して、抗がん作用が期待される物質を10倍にする報告など。

冬虫夏草の効果

  • 免疫賦活作用として、NK(ナチュラルキラー)細胞の活性化、肺ガン細胞を撃退する
    (脳血管障害や痴呆症、糖尿病、心臓病、更年期障害、前立線肥大 、白内障、緑内障など)

 




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