セイヨウオトギリソウ

せいようおとぎりそう

セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)はイギリス、ヨーロッパ原産。
古くから花、蕾、葉茎が不眠症やうつ病に、また、切り傷、やけど、神経痛などの外用にも使われていた。ドイツでは医薬品として承認されている。

モノアミノオキシターゼ(神経伝達物質のセロトニンなどを分解する酵素)阻害やセロトニン再取り込み阻害などの作用があるとされる。

北里大学薬学部の望月真弓教授:セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)は軽症のうつ病に対し、有効成分を抜いた場合と比較すると有意な有効性を示し、一般に使われる抗うつ薬とほぼ同様の効果を示す。

セイヨウオトギリソウの効果

  • 神経痛 リューマチ 痛風 外傷 打撲傷(うちみ) 月経不順 神経性疾患 抗ウイルス作用 不眠症、うつ病(気分障害)
  • 有効成分のペルフォリンが脳内セロトニンの濃度を増加させることで抗ウツに働いている(主要成分はペルフォリン、ヒペリシン、タンニン、メラトニン、フラボノイド)
  • 相互作用:経口避妊薬(ピル)、抗HIV(エイズウイルス)薬、免疫抑制薬、心臓病治療薬、気管支拡張薬など
    (相互作用とは、薬の組み合わせによっては作用が強く出たり, 逆に効果がなくなったり,場合によっては副作用が出やすくなったりすること)

関連

  • オトギリ草:神経痛 リューマチ 痛風 外傷 打撲傷 月経不順
  • オトギリ草茶:生薬名は小連翹(しょうれんぎょう)。主成分はタンニン、ヒペリンシン、フラボノイドで、色素成分であるピペリンシンは鬱症状や不眠症に効果があり、煎液は創傷、打撲、傷に効きめのある健康茶

 




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