鉄欠乏性貧血の治療食。適量のエネルギー、良質の蛋白質の補給を基本に、必要な鉄、葉酸、ビタミンB12などを含む食品の適量摂取が必要。

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貧血 anemia

鉄欠乏性貧血の治療食 掲載項目

  1. 鉄欠乏性貧血の治療食
    出典:医療法人社団誠和会 白鬚橋病院
    http://www.shirahigebashi-hp.info/eiyou-ka/12.htm

食事療法のねらい

■ 貧血は食生活と密接な関係があり、望ましい食生活の実践が必要となる疾患。
■ 食事療法の要点は、その原因をみつけ、除去することが肝要であると同時に、 造血に必要な成分造血機能を高めていくための積極的な栄養補給が大事です。
■ 貧血状態改善の為には、適量のエネルギー良質の蛋白質の補給を基本に、必要な葉酸ビタミンB12などを含む食品の適量摂取が必要。

鉄欠乏性貧血の食事方法

● 1日に必要なエネルギーを十分に満たすよう心がけること。

● 治療食は高エネルギー、高蛋白質、高鉄分とし、全身の栄養状態を良好にし、造血と造血機能に関係ある栄養素を補給する鉄材投与も有効であるが、他の栄養素との関連も考え、鉄吸収の効率をよくするように考える。

ご注意 )
  • 食事中にカルシウムが足りないとリンの影響を受けて吸収されにくいので、カルシウムを豊富にとるなども手。 (例えば、牛乳と一緒は良く、精白米と一緒は下がる)

● 蛋白質は動物性を多めにとる。大豆・豆製品も鉄分の供給源として有効食品である。

● 鉄はタンニンと結合すると不溶性となるので、コーヒー、紅茶、緑茶などと一緒にとらないこと。

● 悪性貧血には鉄分を多く含むレバー類が良い。(豚が一番効率が良い)

● 一回の食事で食することが可能な量で、鉄分を多く供給できる食品を選ぶ。

● ビタミン類を多く含有する緑黄色野菜を同時にとる。

ご注意 )
  • 造血作用のあるビタミンB1、B6、B12は特に鉄の吸収をよくする。
  • 同じく、鉄の吸収促進の為にビタミンCを豊富に摂取すること。
  • ビタミンEの併用はヘモグロビン生成に効果があることが知られている。

● 吸収率が良く(ヘム鉄)、鉄含有量の多い肉類、レバーの摂取。

● 鉄はシュウ酸、リン酸、炭酸、タンニン、穀類のフィチン酸、食物繊維などと、一緒に摂取すると、吸収率が低下する。

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